ES-FF730G
近年では、認知症による高齢者の徘徊が社会的に課題となっています。ES-FF730Gは、電子錠を徘徊対策に活用できないかと多くの要望をもとに開発された製品です。ES-FF730Gの最大の特徴は、電子錠についている認証装置機能により認知症の方や小さな子どもなどの不要不急の外出を防ぐことができるため、大切な家族の命を守れます。ES-FF730Gの認証装置機能は特許を取得しており、徘徊対策に対応をした電子錠です。
ES-FF730Gの室内機に備えられている認証装置機能は、室内から出るときに指紋認証をしないと電子錠の解錠がされない機能となっています。そのため、認知症を患っている方が1人で外出をして事故やケガなどのさまざまな徘徊による危険性を防ぐことができます。夜中に徘徊する原因としてあげられるのが、トイレに行きたくなり目が覚めたものの、トイレの場所がわからなくなり、そのまま玄関ドアを開けてしまうことです。そういったトラブルを未然に防ぐためにも、認証装置機能は徘徊対策として有効となります。指紋認証以外にも従来のタイプの非常キーで電子錠の解錠が可能なので、急を要する場合でもスムーズに部屋を行き来することができます。ES-FF730Gは、オートロック機能も搭載されているため、外出時の鍵の施錠の手間はなくなり、鍵の締め忘れ防止にもなるので、無施錠による空き巣への防犯対策にも適しています。万が一、鍵を持たずに外に出てしまい室外に締め出されてしまっても、あらかじめ電子錠に暗証番号を設定していれば、鍵を持っていなくても暗証番号で電子錠の解錠ができるので、締め出される心配はありません。
ES-FF730Gは、4～12桁の数字から解錠される暗証番号や指紋認証以外にも、買い物や交通機関など日常的に利用されるFelica®対応のICカードや、社員証にも採用されているMIFARE®Classic対応のICカードが鍵の役割にもなります。MIFARE®Classicのみ有効になっているICカードの自動検知設定によって、ICカードをかざすだけで電子錠の解錠されるため、鍵を持ち歩く必要がありません。さらにアプリを事前にスマートフォンにインストールをすることで、電子錠の解錠が可能です。電子錠に近づくと解錠がされるスマートオープンや電子錠に触れることで解錠されるマジックタッチなどの解錠方法があります。普段持ち歩くスマートフォンが鍵としても機能するため、鍵の一括管理が可能になり鍵の紛失防止になります。アプリは、Bluetooth通信によって電子錠の解錠がされるため、ES-FF730Gとスマートフォンとの距離は2m以上ある場合、正常に解錠がされない恐れがあるので気をつけてください。さらに別売りでリモコンを操作することで、遠隔で電子錠の解錠や電気解錠機能がついているインターホンからも電子錠を解錠ができるため、ES-FF730Gは日々の生活を便利にする機能が豊富に搭載されています。
ES-FF730Gは高い防犯機能が備わっています。いたずら防止警告は5回連続で認証を失敗すると電子錠から警報が鳴り1分間操作ができなくなるので、入居者以外の部屋への侵入を阻止することができます。電子錠を解錠する際に暗証番号を知られたくない場合にも暗証番号をごまかす機能を使用することで、暗証番号が外部の人に漏れる心配がなくなります。電子錠が締まるときドアから飛び出てくるデットボルトが、ストライクに引っかかり動作がされない場合にビープ音が鳴り点滅されるデッドボルトエラーや、ドアが壊されたときに電子錠からビープ音と点滅され空き巣犯を威嚇に有効なこじ開け警報など、ES-FF730Gにはさまざまな防犯機能を兼ね備えています。そのほかにも、ES-FF730Gには室内機が約62℃の温度が検知されると火災警報がなり電子錠が自動解錠されるため、緊急時でもすぐに室外に逃げることが可能です。
ES-FF730Gは、単3アルカリ乾電池4本により電子錠の施解錠がされるため、電気工事が不要なため、コストも抑えることができます。電池寿命が約1年間となっているので電池持ちもよく、万が一電池が切れてしまったとしても、9V型角型アルカリ乾電池を接続することで、電子錠は起動して施解錠がされるので安心です。ES-FF730Gは、ドア厚が30～45mmの開き戸に対応していますが、必ずしもドア厚の基準に合わなければ電子錠を設置ができないというわけではありません。ドアが薄い場合は室内機スペーサーを挟んで厚さを出したり、ドアが厚い場合は室外機とバックパネルを固定するネジをドア厚に合った長さのネジで固定することで電子錠を設置ができます。ドアの開きが外開き戸左勝手と内開き戸右勝手のドアタイプの場合、室内機を上下逆さまにさせ室外機と室内機が少し上下にずらすことで取り付けることが可能です。防水機能はついていないので、雨が当たる玄関に電子錠を取り付けることができないです。そのため、玄関先が二重玄関や玄関の上に取り付けられる小さな屋根がある場所など雨の当たらない所に取り付ける必要があります。
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