iNAHOインターロック(いなほいんたーろっく)
インターロックを導入した機能性に優れた電子錠として、株式会社FUKIの電気錠製品『INTER LOCK(インターロック)』があります。東京に本社を置く株式会社FUKI(フキ)は、自社のブランドiNAHO(イナホ)を通じて、玄関ドアの鍵や補助錠、最新型の電子錠など防犯性に優れた鍵を取り扱っているメーカーです。
iNAHOのインターロックは新規の取り付けはもちろん、シリンダーがついている既存のドアに設置可能です。iNAHOのインターロックであればICカードやスマートフォン、暗証番号の入力などの方法で電子錠を解錠できます。iNAHOのインターロックのカードリーダーのウェイクアップボタンを1度押してCARDマークが点灯したら、登録したICカードやスマートフォンを近づけるだけで鍵が開きます。
暗証番号で解錠する場合は4桁から12桁で番号を設定でき、後から変更することも可能です。解錠する際には、ウェイクアップボタンを2回押してテンキーを起動します。数字がランダムに並ぶランダムテンキーを設定している際には、ランダムテンキーを消してから起動するようにします。暗証番号を入力した後に「*」マークを押すと解錠します。インターロックであればICカードと暗証番号両方の二重認証もできるためよりセキュリティ性を高められます。室内に設置したマグネットセンサーによりドアを閉めると自動的に施錠できるため、鍵をかけ忘れる心配もありません。室内からはOPENボタンを押すだけで手軽にインターロックの電子錠を解錠できます。LEDタッチパネルで暗い場所でも見やすく、ランダムな数字を押してからテンキーで暗証番号を入力することで、他人に暗証番号を知らせないランダムテンキー機能も搭載されています。
外出時にOPENボタンの操作を無効にするお出かけロック機能や、就寝中にインターロックのリーダー部分をロックできるおやすみロック機能もついているため安心です。万が一不審者が侵入しようとしても、OPENボタンをロック機能と併用させて施錠してから防犯用のサムターンを回せばドアを開けられず身の安全を守ることができます。さらに警告音を鳴らすことにより不正解錠を防ぐいたずら防止機能も搭載されています。インターロックの電子錠の電池は9V角型乾電池を使用しており、電池切れの際にも電源を供給することで解錠できるため閉じ込めを防げます。屋外に設置したリーダー部分は防水仕様となっているため雨の日も安心です。
iNAHOのインターロックには、ユーザーモードとマスターモード、マネジメントモードの3つのモードがあります。ユーザーモードはパスワードを使用できるインターロックで戸建て住宅やマンション、ビルや公共機関に向いています。パスワードに加えてマスターパスワードを追加で登録できるマスターモードは、賃貸アパートやマンション向きのインターロックです。マスターモードを共同の玄関に設置すれば、入居者カードによる入退室管理も可能です。特にセキュリティ性を高めたい賃貸物件の管理会社や企業、学校などに向いているのがマネジメントモードです。パソコンと連動させれば利用履歴や登録情報を管理することができます。また各部屋のドアにiNAHOのインターロックを設置すれば、1枚のカードで全ての扉の入退室管理が可能となります。