電気錠の導入は
カギ舎におまかせください
電気錠はさまざまな施設で導入されており、私たちにとって非常に身近な存在になりつつあります。最近では電気錠のリーダーの種類も増え、セキュリティ対策はもちろん、「勤怠管理に役立てたい」「機密情報管理を強化させたい」「自宅や幼稚園など子どもの飛び出しを防ぎたい」「感染対策として非接触で入退室をできるようにしたい」など、多方面にわたる現場のニーズにも応えられるようになりました。「電気錠を導入することでどんなメリットがあるのか」「電気錠を設置したいけど、どのようなリーダーを選ぶべきなのかわからない」など、電気錠の導入を考えている方へ向けて、電気錠の基本構成やリーダーの種類、電気錠の取り付け工事についてカギ舎が解説します。
電気錠とは
電気錠はその名の通り、電気を使った鍵前のことを指します。これまで一般的に使われてきた鍵前、いわゆるシリンダー錠は、ドアの内側にサムターン(つまみ部分)を回すか、鍵穴に鍵を差し込んで回しながら、デッドボルト(かんぬき部分)を動かして施錠・解錠を行っていました。対して電気錠はデッドボルトを手動ではなく、電気の力で動かしています。電気錠はオートロック機能によって自動で施錠が行われ、暗証番号やICカード、生体認証などの認証方法により解錠される仕組みとなっています。防犯性の高さから、近年電気錠はマンションや集合住宅のエントランスをはじめ、病院の通行口、老人介護施設、教育機関など、セキュリティ対策が求められる多くの施設で導入されています。
電気錠は電子錠と名前や機能がよく似ているため、混同されることが多いのですが、電池で動かす電子錠とは違い、電気錠は配線から電源を取ることで作動するのが大きな特徴としてあげられます。そのため、電気錠を取り付ける際は必ず配線工事を行わなくてはなりません。電気錠を取り付けるドアや扉のそばに電源がない場合は、配線工事に加え、電源コンセントの増設工事をしなければならないことがあります。電気錠の取り付け工事は、電気工事士の有資格者でなければ行うことができません。素人による電気錠の設置は危険である上、法律違反にもなってしまうため、必ず電気工事士の有資格者がいる鍵業者に依頼しましょう。
電気錠は基本的に電気錠本体・操作部分・制御部分の3つで構成されています。まず電気錠本体は従来の鍵前と同様に、ドアや扉に取り付けられます。シリンダー錠のように鍵穴が付いている電気錠もあれば、カードリーダーやテンキーのみが付いている電気錠もあります。次に操作部分とは、テンキーやタッチキー、解錠ボタンなど、鍵の代わりに解錠をできる装置が付いた部分を指します。電気錠には暗証番号を入力するタイプやカードキーをかざすタイプなど、さまざまな種類がありますが、暗唱番号を忘れてしまった時、カードキーを紛失してしまった時など、万が一の場合に備えて、複数の操作部分を付けられます。最後に紹介する制御部分は、電気錠本体と操作部分を正しく作動させるための装置です。制御部分を動かすことにより、電気錠本体と操作部分に施錠・解錠に必要な電気をきちんと送ることができます。また、制御部分は施錠・解錠の管理だけでなく、電源の供給を行う役割も担っています。
実際に電気錠を導入する際は、リーダーや制御器、解錠ボタン、オプション機器などがありますが、使用用途に合ったリーダーを選ぶことが重要です。
リーダーの種類
リーダーとは、簡単に例えると読み取り機器のことを指します。主に部屋の外側に取り付け、入室する際にカードキーをかざしたり、暗証番号を入力すると解錠される仕組みです。リーダーにはいくつか種類があるため、電気錠を導入する際は、使用用途に合ったリーダーを選ぶことがポイントです。ここでは代表的なリーダーの種類をいくつかご紹介します。
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カード型リーダー
鍵の代わりにカードを差し込む、あるいはかざすタイプのリーダーです。カードキーは主に磁気カードとICカードの2種類があり、いずれもカードに記録された情報をリーダーで読み取り、認証されることで施錠・解錠が可能になります。万が一カードキーを失くしてしまっても、すぐに該当カードを無効化し、新たに再発行することが可能です。また、電気錠のカードキーには固有の番号が振られており、それぞれ誰が持っているのか判別することもできます。そのため、カード型リーダーはホテルの客室や、企業が入るビルの通用口の電気錠としてよく使用されます。
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暗証番号型リーダー
文字通り、あらかじめ決めておいた暗証番号を打ち込んで施錠・解錠するリーダーです。キーレスタイプのリーダーであるため、鍵の紛失を心配する必要がありません。なかにはカードの情報を読み取るリーダーが搭載されているタイプもありますが、リーダーに登録しておいた暗証番号さえ覚えておけば、基本的にカードキーを持っていなくても施錠・解錠が可能です。暗証番号型リーダーは、マンションや集合住宅のエントランスなどの電気錠によく採用されています。番号を入力するテンキーはボタンタイプが主流でしたが、すり減り具合で暗証番号を特定されてしまう恐れがあるため、最近はデジタルタイプ、数字がランダムに表示されるタイプの電気錠を採用するところも増えています。
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リモコン型リーダー
リモコンキーの発する電波により、自動で施錠・解錠ができるリーダーです。車のリモコンキーをイメージすると理解しやすいです。電気錠の施錠・解錠に使われるリモコンキーは、ボタンを押した時のみに電波を発するタイプと、常に電波を発するタイプの2つに分かれます。常に電波を発するタイプのリモコンを使うリーダーはタッチキー型リーダーとも呼ばれ、その名の通り、設置された電気錠のセンサー部分に触れるだけでドアが開けられます。毎回リモコンキーを取り出す必要がなく、カバンやポケットに鍵を入れたまま解錠できるため、戸建て住宅の電気錠などにもよく採用されています。
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スマートフォン型リーダー(スマートロック)
スマートフォン型リーダーは、スマートフォンに鍵のデータを登録し、施錠・解錠を行う電気錠です。一般的にはスマートロックと呼ばれます。スマートロックはリーダーにあらかじめ登録しておいた認証エリアに入り、スマートフォンの専用アプリを起動させることで、Bluetoothを通じて解錠する仕組みになっています。また、Wi-Fi接続の設定を行えば、スマートフォンのアプリから遠隔操作で施錠・解錠ができます。さらに、リーダーに搭載された機能によっては、電気錠の合鍵を有効期限付きで発行し、家族や友人にシェアすることが可能です。アプリには電気錠の操作履歴が残るため、誰が施錠・解錠を行ったか、鍵の閉め忘れがないかどうかも簡単にチェックできます。
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生体認証型リーダー
生体認証とは、体の一部や行動の特徴から本人を識別する認証方法です。身近なものではスマートフォンの指紋認証や顔認証などが該当します。生体認証型リーダーの場合は、主に指紋認証・顔認証・虹彩認証・静脈認証・音声認証が採用されています。最も多く見られる指紋認証型リーダーの電気錠は、解錠する際に指紋をリーダーが読み取り、事前に登録しておいた指紋と一致するかどうか確認をします。そして本人であると判断できたら、ドアが自動的に解錠される仕組みになっています。顔認証型リーダーは、電気錠に搭載されているカメラに顔を移すことで、顔の形から目・鼻・口の位置、さらには肌の色などで本人認証を行うリーダーです。本人認証するまでのスピードが速く、精度が高い製品は、メガネやマスクを装着している場合でも、概ね1秒以下で本人かどうか確認できます。顔認証型リーダーは指紋認証型リーダーと違い、非接触で本人認証が行えるため、高度な衛生レベルが求められる病院でよく採用されています。続いて虹彩認証型リーダーは、虹彩、つまり眼球の色で本人かどうかを識別するリーダーです。顔認証型リーダー同様に、電気錠に取り付けられたカメラに顔を向けて本人認証を行います。虹彩は2歳を過ぎるとほとんど変わらない上、一卵性の双子でも違いが判ると言われており、認証制度の高い電気錠を求める機関などで採用されています。また、高精度な生体認証方法といえば静脈認証も有名です。表面からは認識できない静脈で本人認証を行うため、偽造される心配がほとんどありません。静脈認証型リーダーは赤外線カメラを使って手のひらや指先の静脈を読み取り、解錠を行います。そして音声認証型リーダーは、登録された声の大きさや発音、周波数などを元に解錠する電気錠です。声を発するだけで本人認証ができるという利点から、多くの業者が出入りするオフィスや、多数の保護者が送り迎えに来る保育園や幼稚園などで導入されています。
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二重認証型リーダー
電気錠のリーダーには、セキュリティ性を高めるため、本人確認を二重で行うシステムを搭載している製品もあります。カードキーと暗証番号が組み合わせられている二重認証型リーダーが主流です。物理と記憶を組み合わせた二重認証を設定することで、本人認証の確実性を高め、電気錠の暗証番号を知られてしまった場合や、鍵が盗まれた場合のトラブルも防ぐことができます。
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カード型
リーダー -
暗証番号型
リーダー -
リモコン型
リーダー -
スマートフォン型
リーダー -
生体認証型
リーダー -
二重認証型
リーダー
電気錠の
メリット・デメリット
電気錠はシリンダー錠に比べて、さまざまなメリットあります。一方デメリットもあるため、導入する際はメリット・デメリットをそれぞれ知っておくことが大切です。ここでは電気錠のメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。
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電気錠のメリット
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鍵が不要
電気錠のメリットは、何と言っても鍵を持ち歩かずに済むことです。これまで一般的に使われてきたシリンダー錠は、外出時に必ず鍵を持ち歩かなくてはならず、仮に紛失してしまった場合、スペアキーを作ったり、あるいはセキュリティを考慮して、シリンダーごと鍵を交換しなければなりませんでした。一方電気錠は、暗証番号や生体認証などで解錠ができるリーダーなら、鍵を持ち歩く必要がありません。電気錠を設置することで鍵を紛失するリスクがなくなるため、例えば子どもに鍵を持たせていた親御さんも紛失の心配なく安心して生活をすることができます。キーレスタイプのリーダーなら、帰宅時にカバンのなかから鍵を探す必要がなくなるので、重い荷物を抱えている時でも、煩わしい思いをすることなくドアを開けられます。
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優れた防犯性
電気錠はシリンダー錠に比べ、防犯面に優れていることも大きなメリットです。鍵穴が存在しないタイプの電気錠は、鍵穴部分に特殊な工具を差し込んで不正に解錠をする「ピッキング」被害を防げるほか、シリンダー錠のように簡単にスペアキーを作られるリスクを軽減することができます。最近では不正解錠を防ぐ機能が備わっている電気錠も数多く登場しており、暗証番号を数回間違えると一定期間入力不可となったり、無理やり開けようとすると警報アラームが鳴ったりと、防犯対策に一役買ってくれます。加えて、ほとんどの電気錠には自動で鍵を施錠してくれるオートロック機能が付いているのも嬉しいポイントです。オートロック機能が備わっている電気錠なら、万が一鍵を閉め忘れてしまっても、お出かけの最中にわざわざ家へ引き返したり、空き巣などの心配をしたりする必要がありません。
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充実した機能性
さらに、従来の鍵ではできなかったことが簡単にできるのも電気錠ならではのメリットと言えます。何時に誰が入退室したのかを記録して、後からスマートフォンやパソコンで確認できるものや、時間を指定して施錠・解錠ができるもの、建物の鍵を一括で管理できるものなど、最近では高度な機能を備えた電気錠が続々と登場しています。多くの人が出入りする会社や施設に電気錠を導入すれば、勤怠管理に役立つほか、重要書類や会社の備品が不正に持ち出されたり、何かしらのトラブルが起きたりした際の原因追及に活躍します。家庭に電気錠を設置すれば、子どもが帰宅したかどうかを確認できるほか、防犯対策にも役立つでしょう。このように、電気錠は日常生活をより豊かにしてくれる嬉しいメリットがたくさん備わっています。
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電気錠のデメリット
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電源が切れると使えない
利便性の高い電気錠ですが、一方でいくつかデメリットもあります。電気錠の大きなデメリットとして挙げられるのが、電気のない環境では作動しないことです。電気錠は電気を使って施錠・解錠をするため、停電や故障などで電源が切れるとできなくなってしまいます。非常時用のバッテリーが内蔵されている電気錠であれば最低限の施錠・解錠が行えますが、落雷や震災などの影響で停電が続いた場合などは電気錠が使えなくなる恐れもあるので注意が必要です。電源が切れてリーダーが作動しなくなることは滅多にありませんが、電気錠を導入するのであれば、そういった万が一のリスクがあるということも頭に入れておきましょう。
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締め出しに注意
電気錠は防犯性の高さがデメリットにつながってしまうケースがあります。最も多い例が、電気錠のオートロック機能による締め出しです。オートロック機能付きのリーダーは、キーレスタイプを除いて解錠時に鍵が必要となります。ゴミ出しや回覧板を届けに行く時などに、うっかり電気錠のカードキーやリモコンキーを持ち忘れて家を出てしまうと、そのまま締め出しをくらうことになり、家の中に入れなくなってしまうため、その点は十分に注意しておかなくてはなりません。電気錠によってはオートロック機能をオフにしておけるリーダーもあるので、鍵の持ち忘れが心配な方は、そういった機種を選ぶと良いでしょう。また、暗証番号を入力して解錠するタイプのリーダーは、肝心の暗証番号を忘れてしまうと解錠することができなくなってしまいます。電気錠を導入したばかりの時期はとくに暗証番号を忘れやすいため、メモをとっておくなどの対策をしておくことが必要です。
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設置費用がかかる
電気錠のデメリットとしてもうひとつあげられるのが、設置や交換に費用がかかってしまうことです。電気錠の設置は配線工事が必要となるため、シリンダー錠に比べて取り付け費用が高くなります。とくに高性能の電気錠を設置する場合は、製品に比例して取り付け費用も上がります。また、電気錠の経年劣化や不具合が生じた際は、交換の検討をしなければなりません。ほとんどの電気錠は1度取り付けるとしばらく交換不要ですが、電気錠の耐用年数とされている7年を経過すると、徐々に不具合や故障が起こりやすくなります。
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電気錠のメリット
電気錠のデメリット
電気錠の導入事例
電気錠はその利便性とセキュリティ性の高さから、マンションや集合住宅はもちろん、企業や公共施設などでも幅広く取り扱われています。なかでも導入が多いのが、病院や診療所といった医療機関、幼稚園や小学校などの教育機関、グループホームなどの福祉施設です。
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病院への導入事例
とある総合病院では、入退室管理システムを一新するため、以前採用した指紋認証型リーダーから顔認証型リーダーへ製品を変更しました。これにより、医師や看護師はドアを施錠・解錠する際、わざわざ手袋を付けたり外したりする必要がなくなったため、これまでの煩わしさを感じることなく、非接触での衛生的な入退室ができるようになりました。導入した顔認証型リーダーは、最大2,000人の顔が登録可能な上、データを他の機器と連動させられるため、勤怠管理はもちろん、医師や看護師など、病院職員の登録管理も行うことができます。また、認証スピードが0.18秒と非常に速いリーダーに切り替えたことで、急患の対応もよりスムーズにできるようになりました。さらに、リーダーには写真での認証を拒否する機能も備わっており、不正な施錠・解錠も防ぐことができ、防犯対策にも役立ちます。
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幼稚園への導入事例
都内近郊の幼稚園では、セキュリティ性を高めるため、既存の扉に電気錠を導入しました。設置したリーダーは解錠方法として暗証番号を入力するか、園で登録したカードキーが必要となるため、不審者の侵入を防ぐことができます。リーダーにはLEDランプが付いており、暗くなった時間に保護者が迎えに来ても見やすく安心です。また、電気錠のカードキーは入園・退園の管理にも役立ちます。電気錠と専用のアプリを連携させれば、遠くにいる保護者も園児の入園・退園をリアルタイムで知ることができます。施錠の状態で来客が訪れた場合は、先にカメラ付きのインターホンで確認し、幼稚園の職員が応対した後、遠隔操作ができるリモコンを使用して門を解錠することが可能です。来客が帰る際は、内側にある解錠ボタンを押せば簡単に外へ出られます。解錠ボタンは子どもの手の届かない位置に取り付けたため、いたずらによる電気錠の誤作動や、園児が勝手に外へと飛び出す心配もなくなりました。
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病院への導入事例
都心部の福祉施設では、職員が手薄になる時間帯のセキュリティ強化に加え、入居者の安全を守るため、各出入口にカード型リーダーの電気錠を導入しました。リーダーはドアを無理やりこじ開けようとした際にアラームが鳴ってお知らせしてくれる機能があるため、不審者の侵入を防ぐだけでなく、入居者が抜け出してしまうリスクも減らすことができます。一方で、災害や停電が起きた際は電気錠が自動で解錠される仕組みになっています。そのため、災害や停電など、万が一のことがあっても、室内から出られなくなることはありません。カードリーダーは内側からの施錠も認証が必要な製品であるため、職員と入居者、あるいは入居者同士のトラブルの防止にも役立ちます。また、退職した職員がもしカードキーを返却しなかった場合は、該当するカードのデータを抹消することが可能です。
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病院へ導入
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幼稚園へ導入
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福祉施設へ導入
電気錠の導入の流れ
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ヒアリング
お電話などを通じて、既存のドアや鍵の状態をお伺いし、お客様の悩みや要望についてヒアリングを行います。既存の鍵で困っていることや、「こんな電気錠がほしい!」といった希望など、ざっくりとした内容で構いませんので、お気軽に何でもご相談ください。鍵の状態など口頭で伝えるのが難しい場合は、SNSやメールで写真を送っていただくことも可能です。希望するリーダーの種類や機能、サービスに合わせて、お客様に合った電気錠をピックアップしたり、おおよその料金をお伝えいたします。内容に問題がなければ、正式にお見積り・ご予約を行います。カギ舎では見積もりは無料で行っておりますのでご安心ください。
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現地調査
お客様のご都合に合わせて現地調査へ向かいます。スケジュールにもよりますが、最短希望であればご連絡をいただいた翌日までに現地調査へ行くことも可能です。現地調査ではヒアリングした内容を元に、電気錠を設置するドアの構造や電源の位置などを確認します。既に電気錠を採用している場合は、既存のリーダーや配線状況も併せてチェックします。新築などで現地を見るのが難しい場合は、ドアの製品や色などをお客様に伺い、図面を見ながらチェックすることもできるので、事前にお声がけください。作業員が現状を確認し、正確な料金をお伝えします。ご納得いただけたら、工事日程を決めて正式に発注していただきます。
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理事会総会説明
マンションなど集合住宅に電気錠を導入する場合は、理事会あるいは理事長の独断ではなく、総会での承認を得る必要があります。カギ舎では理事会にて電気錠施工に関する見積もりならびにご提案内容の説明をさせていただきます。理事会で総会提案のご決定をいただいた後は総会で理事会役員の方に代わり、区分所有者へ電気錠について解説したり、実際に使われる入居者の方の質問にお答えしたりします。電気錠の専門知識を持つベテランスタッフが担当させていただきますので、電気錠についての不安や疑問点がございましたら、その場でお気軽にご相談ください。総会によって承認されましたら、正式に発注していただき、電気錠施工の準備を進めさせていただきます。
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工事
施工日になりましたら現場へお伺いし、電気錠の導入作業を行います。お客様と打ち合わせした内容に従い、既存の鍵を電気錠に交換したり、新しいリーダーを設置したりします。配線工事が必要なため、必ず電気工事士の資格を持った作業員が行います。細心の注意を払って施工しますので安心してお任せください。
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完了
電気錠の設置が完了したら、お客様立ち会いのもと、ドアの施錠・解錠の動作確認を行います。電気錠が正常に動くことが確認できたら、施工料金をお支払いいただきます。
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アフターフォロー
カギ舎では、施工工事後もお客様に安心していただけるよう、アフターフォローを万全の体制で行っております。設置した電気錠に関する不具合や要望があれば、ささいなことでも構いませんので、ご遠慮なくお申し付けください。また、電気錠施工後は2年間の無料保証もお付けしております。故障や修理などについてもお気軽にご相談ください。
電気錠の工事の流れ
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工事前の最終調査
工事前の最終調査では、設置するドアの構造や工事の流れなどを再確認するほか、設置予定の電気錠を手配し、リーダーや制御器などに不具合がないかどうかの確認も行います。また、工事着工前は安全対策として、危険箇所の把握や危険予知訓練も実施します。
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日程アンケート配布
マンションなど、集合住宅に電気錠を設置する場合は、施工に関しての説明を掲示板に張り出します。電気錠の施工は全戸の専有部に入室しなくてはならないため、入居者の方へは工事日程の希望日を問うアンケートを事前に配布し、あらかじめ工事の希望日時や都合の悪い日などを確認します。アンケート結果の回収後、できるだけ入居者の方のご都合に合わせて工事ができるように調整します。
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日程調整
マンションの電気錠設置はアンケート結果をもとに、そのほかの施設は現場の環境やスケジュールに合わせ、日程を調整していきます。
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日程決定ビラ配布
マンションに電気錠を設置する場合は、決定した電気工事日程のビラを全戸へ配布します。ビラ配布後、入居者の方より工事日程変更希望などのお申し出があった場合は、スケジュールを調整して対応します。
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工事
工事の際は感染対策予防として検温を実施の上、マスク・手袋・足カバーを装着して作業を行います。マンションの場合は先に共用部の施工からはじめることが多く、終了したら専有部の電気錠取り付け工事へと移ります。施工前に工事内容の説明をさせていただきますので、ご不明点があったらお気軽にご相談ください。
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完工
施工後は電気錠の操作方法についてご説明させていただきます。お客様自身で施錠・解錠の確認をしていただきますので、操作方法について心配や不安がある方はお気軽にご相談ください。スタッフがわかりやすく丁寧にご説明します。また、アフターフォローが万全なので、完工後も電気錠のことでお困りになりましたら、お気軽にお申し付けください。
カギ舎が選ばれる理由
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複数作業の場合さらに割引
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見積もり第一主義
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鍵と扉専門の技術屋
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他社他店で断られた作業もOK
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管轄警察署ビル防犯協会会員
多くの鍵業者のなかからカギ舎が選ばれる理由は、価格と品質、そしてサービスの満足度が高いからです。まず価格面は、鍵業界の下請け料金にてどこよりも安い値段を目指しております。実際に他社の総額と比べて見てみると、価格の違いがよくお分かりいただけると思います。カギ舎の総額は、現地の見積もり料金以上になることは決してないので、安心して施工工事をおまかせいただけます。徹底した打ち合わせと現地調査によってしっかりと見積もりを算出しているため、施工後に追加料金が発生することもありません。加えて、作業が必要な台数によっては割引することも可能です。作業件数、ならびに鍵や鍵前の使用料が同業者よりも多いため、メーカー様や問屋様にご協力いただいているためです。カギ舎は利益ばかりを追求せず、お客様に安心していただける価格でサービスを提供しております。
また、カギ舎は地域密着型鍵屋として、東京都内を中心に、月間2,500件以上の作業実績を持っているのも大きな特徴です。個人のお客様から大手建築会社、さらには大使館などの実績もあります。作業員は知識と経験が豊富な自社のベテランスタッフが揃っているため、他社他店で断られた作業を引き受けられるほか、お客様の疑問にも丁寧に答えることができます。地域の防犯活動にも積極的に力を入れているのも選ばれる理由のひとつです。安心安全の取り組みとして、管轄の杉並警察署ビル協会に所属しながら、お客様のご要望があれば空き巣対策のアドバイスも行っております。もちろん、必要以上の防犯対策商品をおすすめすることは絶対にありません。地域貢献への取り組みを重視しておりますので、安心・信頼しておまかせください。
電気錠
取り付け・修理・交換は
カギ舎まで!
電気錠にはカード型リーダーや暗証番号型リーダー、生体認証型リーダーなど、さまざまな種類があります。それぞれで認証方法やメリットが異なるため、電気錠を導入する際はどんな建物にどんな目的で設置するのかを考えた上で適切なリーダーを選ぶことが大切です。複数のリーダーを組み合わせて導入すれば、単にセキュリティ性を高められるだけでなく、企業や教育機関、医療機関といった導入先のニーズを満たすことができます。例えば企業に電気錠を導入した場合は、入退室履歴管理や来客対応、機密情報や備品の持ち出し防止に役立ち、医療機関など高度な衛生レベルが求められるような場所では、顔認証型リーダーや音声認証型リーダーなどを採用することにより、非接触での施錠・解錠を可能にし、より衛生面を強化することができます。一戸建てやマンション、集合住宅などにおいても、キーレスタイプのリーダーを採用することで、鍵の閉め忘れや紛失のリスクから解放されることができ、より安心・安全に過ごせるようになります。このように、メリットの多い電気錠は、近年さまざまな建物に続々と導入されています。今後電気錠を導入しようとご検討中の方はもちろん、どんなリーダーが適しているのか気になる方も、まずはぜひ1度、カギ舎へご相談ください。