インターホンシステムリニューアルのご提案
安全で便利な暮らしに欠かせないインターホンシステムは、24時間365日稼働し毎日多くの人が操作します。そのため機器の摩耗や劣化は蓄積していき、長年の利用により故障や不具合といったトラブルが生じることは避けられません。インターホンシステムの不具合により建物のセキュリティや住民の利便性を損なわないよう、インターホンシステムの導入から15年を目安にリニューアルすることが推奨されています。そして、インターホンシステムのリニューアルによりセキュリティや利便性を強化するだけでなく、建物の価値までもアップグレードできます。その理由は、インターホンシステムは日々進化しより高度な機能を搭載しているためです。現代のインターホンシステムは、従来型のインターホンシステムのように来訪者の存在を知らせるだけではありません。高品質な映像や音声の通信、外出時の来訪者対応まで実現した次世代のインターホンシステムが登場しています。この次世代のインターホンシステムを構築するのがIPインターホンです。IPインターホンシステムは従来型インターホンシステムとは異なる通信方法により、自宅にいなくても来訪者の映像確認や音声通話がスマートフォンから行えます。IPインターホンシステムによりセキュリティや利便性を強化することで、建物の付加価値を高めることも可能です。
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インターホンシステムリニューアルに選ばれるIPインターホンの特徴
近年多くの建物がインターホンシステムのリニューアル時に採用するのがIPインターホンです。その理由は、IPインターホンシステムの多彩な機能により建物のセキュリティと利便性をアップグレードできることに加え、低コスト・短時間でリニューアルが完了することにあります。従来型のインターホンシステムとIPインターホンシステムの大きな違いは、機器同士の通信方法です。従来型のインターホンシステムは、インターホン機器同士をアナログな配線で接続し、音声や映像の通信を行います。一方、IPインターホンシステムはインターネット回線を活用し機器同士で映像や音声の通信を行います。IPインターホンのIPとは、インターネットプロトコルの略称であり、データを送受信するために必要なルールや手順です。この通信の仕組みにより、従来型のインターホンシステムでは成し得ない不在時の来訪者対応や、外部機器との連携などの機能を実現しました。IPインターホンが構築する次世代のインターホンシステムでは、エントランス用インターホンを訪問者が鳴らせば、住戸内の親機だけでなく個人のスマートフォンやPCなどのデバイスでも来訪者対応が行えます。映像や音声の通信はインターネットを経由し実行されるため、機器同士をアナログな配線で接続する必要はなく、機器同士の距離が離れていても高品質な映像と音声の通信が行えることが特徴です。インターネットに接続可能な環境さえあれば、遠く離れた海外でも同じように個人のスマートフォンから来訪者をリアルタイムに映像で確認、音声で対応、遠隔操作でオートロックの解錠ができます。また、IPインターホンシステムはアナログな配線で機器同士を接続する必要がないため、新規取付・リニューアル問わず配線工事が不要です。これにより、コストをおさえスピーディにインターホンシステムをリニューアルできます。これも、IPインターホンがビルやマンションといった建物のインターホンシステムリニューアルに採用される理由のひとつです。このように、IPインターホンはインターネットを経由する通信の仕組みにより、多彩な機能を実現しています。そして、IPインターホン導入は低コストかつ短時間で完了するため、インターホンシステムのリニューアルにおいても居住者の安全で便利な暮らしを損なうことなくリニューアルが完了するシステムです。
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インターホンシステムリニューアルにIPインターホンを採用するメリット
インターホンシステムリニューアルにIPインターホンを採用することで、建物のセキュリティや居住者の利便性はもちろん、付加価値までも高めることができます。それだけでなく従来インターホンシステムリニューアルに生じる多額のコストを削減できるのが大きなメリットです。一般的に、インターホンシステムのリニューアルに従来型のインターホンシステムを採用した場合、電気工事と配線工事の2つが必要になります。リニューアルの場合、インターホン機器同士を接続する配線は既存の配線を活用できる場合もありますが、既存の配線が活用できない場合は、建物全体の大がかりな配線工事が必要です。インターホンシステムリニューアルに伴いオートロックの導入を検討している場合、機器同士をつなぐ新たな配線工事が必要になることもあり多額の費用と時間を要します。さらに、従来型のインターホンシステムは機器に電力を供給するための電気工事も必要です。電気工事は安全かつ正確に行うために、電気工事士の資格をもった専門業者に依頼する工事です。この電気工事も、インターホンシステムリニューアル時に多額のコストが生じる理由のひとつとなっています。一方、インターホンシステムのリニューアルにIPインターホンを採用した場合、大がかりな配線工事、複雑な電気工事は不要です。通信にはIPネットワークを活用するため、インターホン機器同士をアナログな配線で接続する必要がありません。エントランス用IPインターホンを取り付けてインターネットへの接続が完了すれば、すぐに便利なインターホンシステムを構築できます。IPインターホンへの電力の供給は、シンプルなLAN配線を活用するPoE給電対応のため、専門業者による電気工事も不要です。シンプルな接続方法で施工が簡単なことで、最短1日〜インターホンシステムのリニューアルが完了します。従来インターホンシステムのリニューアルには1週間以上の時間を要することもあり、その間インターホンシステムを使えないため建物のセキュリティも居住者の利便性も下がることが課題でした。しかし、インターホンシステムリニューアルにIPインターホンを採用すれば、スピーディに取り付けが完了するためセキュリティも利便性も損なうリスクを最小限におさえられます。そして、IPインターホンシステムへのリニューアル後は、建物のセキュリティや居住者の利便性は格段に高まります。まず、IPインターホンシステムはエントランスオートロックと連動し、部外者の侵入を防ぎます。さらに、高品質な映像や音声の通信により、なりすましによる不正侵入も許しません。加えて、IPインターホンならではの機能であるリモートでの来訪者対応により、不在時を狙った空き巣のターゲットになることも防ぎます。居住者の外出中に来訪者がエントランスのIPインターホンを鳴らせば、居住者自身のスマートフォンに通知が届くため、居住者はスマートフォンを用いて映像を確認し、音声で対応できます。IPインターホンは、常に来訪者を把握できるため安心です。インターネットを経由し映像や音声の通信を行うため、インターネットに接続可能な環境さえあれば、どこにいても来訪者にリアルタイムで対応できます。外出中に空き巣や不審者がインターホンを鳴らしても、不在時間を把握されることもありません。外出中に不審者が訪れたらすぐに管理人に通報したり、録画機能で映像を残し警察へ提出したりといった使い方もできます。急な宅配や来訪者にも外出先から対応でき、後で再配達を依頼したり連絡を取り直したりする必要もありません。集合住宅の住み替えや購入にセキュリティや利便性を重要視する人が多い近年では、従来型のインターホンシステムから進化したIPインターホンシステムにリニューアルすることで、空室率を改善します。