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入退室管理における生体認証システムと連携した勤怠管理

民間企業や公共機関において、よい労働環境で業務を遂行するためには、正確な勤怠管理を行うことが不可欠となっています。勤怠管理をする際には、高精度でスムーズな本人確認ができる、生体認証の入退室管理システムの導入が効果的です。生体認証には、顔認証や指紋認証、手のひら静脈認証などの種類があります。この記事では、生体認証による勤怠管理や、指紋認証リーダーKJ-3500H、顔認証リーダーFE-500Lについてご紹介します。
 
◎企業における勤怠管理の目的
国内で定められた労働基準法において、適切な労働時間は原則として1日あたり8時間、1週間では40時間と定められています。時間外労働にも上限があり、規定された労働時間を超過した際には、法律違反に当たり罰則が課せられるケースがあります。労働時間に関わる法律を遵守するためには、入退室管理システムによる勤怠管理を行い。従業員の勤務状況を正確に把握する必要があります。勤怠管理により時間外労働をリアルタイムで把握できれば、不要な残業を未然に防止できます。また正確な勤怠管理により、休日出勤の見落としによる賃金未払いのトラブルなども防げます。生体認証による勤怠管理の記録は、月々の給与や社会保険料、税金などの計算を行う際にも利用できます。 勤怠管理を怠ると過剰な時間外労働などにつながり、従業員の精神的・肉体的なダメージを与えます。過剰な時間外労働は本人のみの問題ではなく、家族や周囲の人間にも大きな負担を与えます。そのような事態を防ぐために、企業は厳格な勤怠管理を行い、従業員を守らなければなりません。さらに近年は、企業などにおいてコンプライアンスが重要視されています。コンプライアンスとは、企業や個人が法令や社会的なルールを守ることを指しています。その他にも、企業倫理や社会規範などに従い、公正かつ公平に業務を遂行することも表します。勤怠管理を怠ると、サービス残業の常態化につながり、コンプライアンスに違反する行為と見なされることがあります。また企業における外部への情報漏洩や内部からの社外秘データの無断持ち出し、顧客情報の私的利用なども、コンプライアンス違反に当たります。コンプライアンス違反と認められると、注意処分や謹慎、減給などが科されることがあります。重大なコンプライアンス違反の場合には、懲戒解雇の可能性もあります。生体認証による勤怠管理を行うなら、外部への個人情報や機密情報の流出を防止して、コンプライアンス違反を未然に防ぐことが可能です。
 
◎なりすましが困難な生体認証による勤怠管理
勤怠管理に活用できる入退室管理システムの認証方法には、リーダーにカードをかざすカード認証、決められた数字を正しく入力する暗証番号認証などの種類があります。入退室管理システムのなかでも、適切な勤怠管理を行うことができ、セキュリティ性に優れているのが生体認証です。勤怠管理に貢献する生体認証は、人間の身体の特徴を活用して厳密な本人確認を行う認証方法となっています。入退室管理システムに採用されている生体認証には、指紋認証や顔認証、手のひら静脈認証などがあります。勤怠管理に貢献する指紋認証で使われる指紋は、同じものが存在せず一卵性双生児でも模様が異なります。勤怠管理に指紋認証を利用する際は、事前に利用者の指紋をリーダーに登録しておきます。指紋認証を行うときは、出入口付近に設置した生体認証リーダーに指を当てます。リーダーで指紋を読み取り、本人だと確認されればエリアに入ることができます。生体認証の指紋認証は、指紋の模様のなかから特徴点を検出して個人を特定しています。指紋の特徴点は、大きく分けて3種類あります。分岐点は、指紋の出っ張っている部分が枝分かれしています。三角州は三方向から線が集まっており、模様が途切れているのが端点です。このような3種類の特徴点が、指紋の中心からどのくらい離れているか、どの位置にあるかを分析して認証を行います。勤怠管理に活用できる顔認証では、ディープラーニングされた人工知能、つまりAIが利用されています。目や鼻、口の形、顔の大きさを特徴量に変換し、座標を数値化します。あらかじめ登録した個人の顔のデータと比較して、本人かどうか判断します。勤怠管理のための生体認証の顔認証には、2D認証タイプと3D認証タイプがあります。ビジュアル方式とも言われる生体認証の2D認証タイプは、顔全体を平面として捉えて認証します。2D認証タイプは、勤怠管理に役立つ顔認証において、認証時の周囲の明るさが精度に影響を及ぼすことがあります。またメイクやヘアスタイルが変化すると、正確に認証されないケースがあります。IR方式とも呼ばれる生体認証の3D顔認証タイプは、認証する際に赤外線センサーを使います。赤外線を顔に当てることで、顔を立体的に認識し認証します。ヘアスタイルが変わっても認証に影響がなく、精度が高いのが特徴です。マスクを着用したままでも本人確認できる顔認証リーダーも多くあります。勤怠管理と連携できる顔認証リーダーであれば、カメラに顔を向けて通り過ぎるのみで認証でき、立ち止まる必要がありません。荷物を持ったままでも認証できます。勤怠管理に貢献する静脈認証は、センサーから手のひらに近赤外線を当てて、静脈の形状のパターンを読み取ります。手のひらの静脈の還元ヘモグロビンが近赤外線を吸収する際に、網の目のように黒く映し出されます。この静脈の模様を元に地図を作り、認証に使用します。静脈のパターンは人により異なり、同一のものはほとんど存在しません。生涯変わらず経年劣化もないことから、長期間経過しても更新せずに勤怠管理に利用できます。勤怠管理において、第三者に不正に利用されたり偽装されるリスクが非常に低いのも特徴です。手のひら静脈認証による勤怠管理を行えば、より精確でスピーディーに認証できます。勤怠管理に貢献する手のひら静脈認証リーダーの多くは、認証部分に直接触れない非接触タイプです。複数の人が利用する場面において、衛生面に配慮して本人確認ができます。勤怠管理と連携した静脈認証は、体の内側を流れる静脈を利用するため、手のひらの汚れや怪我に影響されることがありません。
 
◎スピーディに認証できる指紋認証リーダーKJ-3500H
生体認証の認証速度が 1秒以下と、世界最速レベルで本人確認が可能なのが指紋認証リーダーKJ-3500Hです。指紋認証とカード認証に対応しているリーダーと、指紋認証、暗証番号認証、カード認証に対応しているリーダーの2種類があります。本体の大きさはどちらも143mm×143mm×40mmです。カード認証と生体認証の指紋認証が可能なタイプは、4.3インチのタッチスクリーンモニターを搭載しています。指紋認証、暗証番号認証、カード認証に対応したリーダーは、2.8インチのタッチスクリーンモニターが付いています。指に光を当てた際の反射で認証を行う、幅広プリズムの500DPI光学センサーを採用しています。生体認証の指紋認証リーダーKJ-3500Hは、1.3メガピクセルのカメラを内蔵しています。勤怠管理に使用する指紋は、最大10,000 個まで登録可能です。カード認証では、KJ-3500H本体のセンサーにカードをかざすことで本人確認を行います。電子マネーカードとして一般的に普及しているMIFAREカードを認証時に利用できます。その他にも各種RFカードが使用可能です。勤怠管理と連携できるKJ-3500Hの暗証番号認証は、ナンバータッチパッドタイプとなっており、数字が入力しやすく手軽に使えます。勤怠管理に活用できる指紋認証リーダーKJ-3500HはIP65レベルで、高い防水性と防塵性を備えています。そのため屋外での使用にも適しています。
 
◎高精度な本人確認できる顔認証リーダーFE-500L
勤怠管理と連携できる顔認証リーダーFE-500Lは、認証速度が1秒以下という世界トップクラスを誇ります。 本体サイズはコンパクトな169mm×90mm×30mmで、あまり設置スペースの取れない場所でも導入が可能です。勤怠管理に適した顔認証リーダーFE-500Lは、生体認証の持つ高度なセキュリティ性を保ちつつ、コストパフォーマンスにも優れた製品となっています。リーダーから3メートル離れていても本人確認が可能で、同時に3名まで顔認証ができます。またFE-500Lの前で立ち止まらずに認証ができる、ウォークスルー機能を採用しています。そのため、勤怠管理だけでなく出入口の混雑緩和に貢献します。勤怠管理と連携できるFE-500Lは、生体認証のデータを本体に保存するオンプレミスタイプです。顔認証リーダーFE-500Lは、顔の情報を3,000人分まで登録でき10万件分のデータ履歴の保存ができます。勤怠管理に利用できる顔のデータは、管理者モードにおいて厳重に管理されています。登録した生体認証のデータの更新や削除は、管理者モードのみで可能です。勤怠管理と連携できるFE-500Lには、精細な画像の撮影が可能な1MPデュアルカメラが搭載されています。顔認証リーダーFE-500Lには、タッチスクリーン仕様の5インチサイズモニターが設置されています。フェイス+マスク検出機能により、マスクを付けた状態でも認証できます。シングルモードでは、FE-500Lのカメラが検出した最も大きい顔が認証されます。マルチモードでは、最大で5人まで認証が可能です。動体検知機能付きのライブカメラが搭載されている顔認証リーダーFE-500Lは、偽造された写真や動画を検出することができます。また顔認証以外にもカード認証での勤怠管理にも使用できます。カード認証時には、本体前面に軽くカードをかざすだけで本人確認や勤怠管理が可能です。カードはMIFAREが利用できます。オプションとして交通系カードや電子マネーとして国内で広く利用されているFeliCaも対応可能です。顔認証リーダーFE-500Lを勤怠管理に活用すれば、従業員の労働時間や休日取得などの情報を正確に把握し記録できます。
 
◎顔認証リーダーと指紋認証リーダーの設置事例
なりすましが困難で、勤怠管理と連携できる指紋認証や顔認証の生体認証リーダーは、多くの場所で採用されています。
 
⚪︎指紋認証リーダーKJ-3500Hの設置事例
生体認証の指紋認証リーダーKJ-3500Hは、企業の入退室管理に適しています。指紋認証により不審者の侵入を防ぐだけではなく、機密性の高い情報の持ち出しなど内部不正を防ぐことに貢献します。入退室管理システムにおいて、指紋認証リーダーKJ-3500で勤怠管理をすることも可能です。出入口にKJ-3500Hを設置すれば、生体認証により従業員の正確な就労時間を把握できます。指紋認証による勤怠管理の記録は、従業員の給与計算などの事務処理の効率化に貢献します。
 
⚪︎顔認証リーダーFE-500Lの設置事例
機器の基板などの製造を担うある工場においては、部品や完成品の搬入や搬出が日常的に多くなります。ハンズフリーでスムーズな認証が必要なため、顔認証リーダーFE-500Lが適しています。最大でリーダーから3メートルほど離れた場所からでも認証できるため、製品を載せた台車を押す際やフォークリフトで運ぶ場合でも、非接触で認証を行えます。顔認証リーダーFE-500Lは、従業員の勤怠管理にも役立ちます。入退室管理システムにおいて認証することで、出勤や退勤時刻を把握でき正確な勤怠管理を行えます。出入口付近に設置された認証リーダーに顔を向けるのみで、1度に複数の人物の本人確認が可能です。そのため、勤怠管理とともに人のスムーズな流れを実現します。
 
◎まとめ
顔認証や指紋認証、手のひら静脈認証などの生体認証は、日々の労働時間を把握する勤怠管理に貢献します。加えて、建物内に部外者や不審者が侵入しないよう、セキュリティ強化の手段ともなります。東京に本社を置くカギ舎では、勤怠管理ができる入退室管理システムの導入、生体認証に関する相談や依頼に随時対応しています。年中無休で24時間営業しているカギ舎であれば、ご都合に合わせた入退室管理システムの導入ができます。生体認証による勤怠管理について具体的に知りたい場合は、カギ舎へご相談ください。

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