アイホンのインターホンが解錠できない原因


アイホンのインターホンは、戸建住宅や集合住宅をはじめ、多くの建物に導入されているといっても過言ではないほど普及しています。インターホンは毎日稼働しているので、ときにはインターホンの親機や集合玄関機などの設備異常で扉が解錠できないなどのトラブルが発生することもあります。この記事では、アイホンのインターホンの解錠の仕組みや、インターホンが解錠ができないトラブルなどご紹介します。
◎アイホンのインターホンの種類
アイホン株式会社とは、世界約70カ国に輸出販売されており、業界でもトップシェアを有するインターホン専門の電気機器メーカーです。アイホンでは、侵入犯や迷惑なセールスなど、不安や危険を避けるためのセキュリティと自在なコミュニケーションが叶えられるセキュリティ部門があります。アイホンのケア部門では、医療監護や介護においてストレスにならないコミュニケーションシステムが、病院や介護施設などで反映されています。また住宅用インターホンだけでなく、自宅で生活したいというご高齢の方向けのホームケアシステムを提案しています。アイホンのインターホンは、室外側の玄関扉の近くにアイホンの玄関子機と、室内側のアイホンの親機で会話ができる機器です。インターホンに画像機能が付加されたテレビドアホンは、インターホンを通して室内側の親機から、来客者を確認して扉を解錠することが可能です。アイホンの戸建住宅用インターホンは、大きく分けてテレビドアホンとドアホンタイプがあります。アイホンのテレビドアホンは、玄関子機とモニター付親機で構成され、モニターを通して非対面でも円滑なコミュニケーションが実現できます。アイホンのテレビドアホンのモニターでは、夜間でもインターホンが押されるとライトが自動点灯し、モニター付親機で顔などをしっかりカラーで確認できます。録画機能や用件も音声確認できる録音機能が付いているタイプもあります。アイホンのモニター付ワイヤレス子機対応テレビドアホンは、モニターが付いている親機とモニター付ワイヤレス子機に、録画機能が付いています。来客があった場合、家の中のどの部屋においても応対ができるので、家族間でも内線通話が可能です。アイホンはほかにも、テレビドアホンに非常通報機能が付いている非常ボタン付テレビドアホンや、配線工事がいらないワイヤレステレビドアホン、受話器式テレビドアホンなどがあります。アイホンのドアホンの室内側親機は、手放し通話ができるハンズフリーと、聞きやすく話しやすい受話器タイプの2種類があります。なおかつアイホンでは非常事態用の非常ボタンが付いているドアホンもあり防犯面でも安心です。集合住宅では、オートロック機能がついたエントランスの出入口などに対応したアイホンの集合住宅用インターホンシステムや、集合住宅の住宅ごとに独立して設置できる住戸完結型のアイホンのセキュリティドアホンがあります。


◎アイホンのインターホン解錠の仕組み
住宅をはじめオフィス・工業・施設などでは、高いセキュリティと利便性をそなえたアイホンのシステムインターホンやオフィスや事務所、工場など複数台と通話ができるアイホンの連絡用インターホンが導入されています。アイホンの種類のなかでもIPネットワークに対応しているインターホンシステムは、電気錠やオートロック、駐車場のゲートなどと連動することで、用途や運用に合わせたさまざまな解錠方法を選択できます。駐車場などのゲート解錠では、車両の入退場を遠隔で監視や通過許可を行えます。アイホンの端末は、車両を検知するセンサーと連動することで遠隔解錠ができるため、工場や大型商業施設などで導入されています。例えば、駐車場のゲートに車両が近づくと感知センサーが反応して、自動で呼出音が鳴り離れている管理室に知らせます。管理室からアイホンのモニター付きインターホンで入場許可証を確認でき、遠隔でゲートオープンが行えるため、建物から離れた場所のゲートがある場合に向いています。アイホンでは、無人精算機の問い合わせに遠隔コミュニケーションやゲート解錠も実現しています。駅近くの駐輪場などで見かける無人精算機ですが、コールセンターに「解錠ができない」などの問い合わせがあった場合には、遠隔対応することが可能です。ゲート解錠や、メンテナンス、設定変更も遠隔操作で行えるため、都度スタッフが現場まで出向く必要がありません。そのため、人件費や管理維持費の削減が期待できます。また、さまざまな場所にある無人精算機をまとめてコールセンターで一元管理できることも大きなメリットです。アイホンのインターホンでは、幼稚園や保育園などの出入口に電気錠の解錠を、曜日や時間帯を限定した解錠方法を設定することができます。例えば、人の出入りが多い時間帯の朝のお見送りや夕方のお迎え時に、電気錠の扉を連続解錠し、それ以外は施錠することができます。店舗やテナントなどでは、休日の清掃や定期的点検などがある場合には、休日にスタッフが出勤して物理的な鍵を貸し出しことになります。アイホンのインターホンシステムでは、出入り口を電気錠と連動していれば、出勤して鍵を貸し出すこともなく管理会社から遠隔で鍵を解錠することが可能になります。またアイホンの端末のモニター画面においては、高画質化により顔認証や動線監視などが活用されております。アイホンの顔認証機種は、マンションのエントランスの玄関扉などを顔認証で解錠することができ、かつ同時にエレベーターを1階まで呼ぶことが可能です。顔認証はセキュリティ面でも優れており、荷物が多いときや子どもと手をつないで両手が塞がっているときなどに、便利な機能です。万が一、アイホンの顔認証でトラブルが起きた場合には、管理室や管理会社に連絡すれば、遠隔で扉の解錠をすることができます。

◎インターホンの解錠トラブルと原因
アイホンのインターホンの解錠に関するトラブルには「インターホンの解錠ボタンを押しても扉が開かない」、「エントランスのオートロックが解錠できない」などがあげられます。住宅に設置したアイホンのインターホンの室内側親機から、解錠ボタンを押しても反応がなく出入口が開かないケースがあります。アイホンのインターホンから扉が解錠できないときに考えられる原因のひとつに、室内側のインターホン親機や玄関扉の玄関子機の不具合と、配線異常の疑いがあります。アイホンでは長年使用していると経年劣化のよる不具合が発生する場合があります。インターホン本体を古いまま使い続けると、会話が途切れることやオートロックの解錠ができないなど、インターホン本体が故障している場合も考えられます。集合住宅のアイホンのエントラストの出入口においては、電気錠のオートロックが主流になっています。オートロックとは、出入口近くにあるインターホンの集合玄関機で部屋番号を押し呼び出し、室内側から解錠ボタンを押すと出入口が開き、訪問者が入室すると自動施錠する仕組みになっています。電気錠のオートロック機能を利用するとマンションの入室には、住居者または、住居者の関係者以外は勝手に入室することができないことから、セキュリティ面において安心して利用できます。アイホンのインターホンでは室内側の親機から解錠ボタンを押して、エントランスの電気錠のオートロック機能が働かず解錠できないことがあります。集合住宅の場合では、ほかの複数の部屋からはオートロック錠が解錠できるのであれば、原因は自宅側にあるアイホンのインターホンの親機の故障の可能が高くなります。ただし、どの部屋からも解錠ができないのであれば、エントランスの集合玄関機の故障や設備異常が考えられます。その場合は、建物やマンションの大家さんや管理会社に問い合わせましょう。また停電、漏電などでインターホンが解錠できないことがあります。アイホンのインターホンの電源直結式は、配線から電力を供給しているため突然の停電などには弱く、電気錠システムが一時的に停止し、扉が解錠できなくなることがあります。復旧までに時間がかかる場合は、非常用扉を利用するか、ない場合は手動で扉を開け閉めすることになります。また乾電池式のアイホンのインターホンでは、乾電池の位置がずれていて不具合を起こすこともあります。正しく入れ直してみて、それでも解錠ができないなどの不調があるのであれば、電池切れの可能性もあるので。新しい乾電池と取り替えてみましょう。インターホンの不具合や故障以外にも、オートロックの電気錠の鍵を持たずに、外出してしまいオートロックが解除できない事例もあります。外から建物の中に入れない場合は、非常に困ってしまいます。解決方法のひとつとしては、同じマンションの住民に事情を説明して、オートロック機能の扉を解錠してもらう方法があります。事情を話せる人がいない場合は、マンションの管理会社に連絡しましょう。管理会社はマスターキーを持っているので、営業時間内であれば対応してくれるでしょう。休日や夜間など、管理会社が時間外で対応できない場合は、鍵の専門業者に鍵開け依頼すると早めに対処できます。室内側の親機から解錠ボタンを押しても、エントランスの出入口の開くことができない場合は、管理室がある場合は事情を伝えて解錠してもらいましょう。ただし時間外や管理室がない場合、宅急便などの来客者があるときに、そのつど1階まで出向いて開ける必要があります。

◎アイホンのインターホンの寿命
インターホン設備には、インターホン工事会で定めている更新期間という寿命の目安があります。一般住宅用インターホンであればおおよそ10年ほど、集合住宅のマンションやアパート用インターホンはおおよそ15年、病院や高齢者施設用インターホンはおおよそ12年が目安とされています。アイホンのインターホンを設置したのちに15年程度すると、経年劣化のよる部品交換や故障が発生する確率が高くなることから、更新期間はインターホンの取り替え時期の目安にもなります。アイホンの古いインターホンを使い続けるとさまざまな不具合が生じます。住宅用のインターホンの症状としては、住宅用玄関子機の呼び出しや通話ができないことや、呼出音がならない、呼出ボタンを押してもならないなどの不具合が起こる場合があります。マンションなどの集合住宅に設置しているアイホンのインターホンの集合玄関機では、オートロックが解錠できなかったり、通話音声に雑音が混じる、モニター画面の文字が変色して見えにくくなったりするなどのトラブルが起こることがあります。アイホンのインターホンは、部品の保有期間が生産終了後、約7年となっているため、経年劣化による故障の場合に部品交換ができない可能性があります。更新期間を目安に、最新のインターホンへの交換を検討しましょう。
◎インターホンの交換は専門業者に依頼
アイホンのインターホンが解錠ができないなどのトラブルが起こった際に、修理ができない場合はインターホンの交換を行います。アイホンの電池交換式のインターホンや電源プラグ式のインターホンなど、自分で取り付けができるものもありますが、正しく取り付けをしないとさらなるトラブルにつながる恐れがあります。火災感知器やガス感知器などと連動しているアイホンのインターホンや、電源直結式のアイホンのインターホンは配線工事が必要になるので、電気工事士の資格を持った専門業者でなければ工事を行うことができません。分譲マンションでは、アイホンのインターホンの不具合は、共同部分と専有部分があるので管理会社などに確認してから、専門業者に依頼します。また賃貸物件の場合は建物の所有者が大家さんのため、工事の許可を取る必要があります。
◎まとめ
アイホンのインターホンは、玄関と室内の通話や内線通話で家族間のコミュニケーションを気軽に取ることができます。アイホンのテレビドアホンは、訪問者の顔を確認して対応できることから、不審者の侵入を防ぐこともできる防犯機器と言えます。アイホンのインターホンが解錠できないといった不具合が発生すると、日常生活の不便さと防犯面の安全性が守れなくなります。アイホンのインターホンの解錠や故障でお困りの方は、24時間年中無休で対応しているカギ舎へお問い合わせください。

