空き巣（侵入窃盗犯）
「侵入窃盗犯の手口」への犯対策

一戸建て
一戸建て場合にの侵入箇所の多くは「窓」です。
不正侵入者の多くはサッシ・窓から侵入してくる思って下さい。
窓ガラスのクレセント付近のガラスを割ってクレセントを回して鍵を開けるという侵入方法が多いようです。
窓ガラスを破って入って来るのが多いかといいますと理由は一戸建ては窓が庭や人目に付かない所にもあるので侵入しやすいようです。
玄関から開錠作業をして入るよりも、窓ガラスを割って侵入した方が人目にも付かず時間も早いということだと思います。
特に庭に塀や木が人の死角になる窓は特に注意が必要です。
外から家の様子が見えないので住民様にとっては「外から見えなくて安心」でも、侵入者からすれば「侵入しやすい」ということになります。
作業の様子が周囲から見られない場所を下見しているとのことです。一戸建てに侵入する際は、必ず下見をするとの事です。
下見には近くに公園がある一戸建てが侵入窃盗に巻き込まれるケースが多くなっています。
公園近くの住宅・建物に侵入中際は見張りが待つには最高の場所になるそうです。公園に不審な人影が無いか等わかりにくいので防犯対策に力をいれるようお勧めいたします。
高い塀や垣根・大きな庭木があると余計に狙われる傾向があるようです。
人の身長近くあるような大きな塀等は中の様子が全く外から見えないお宅は注意しましょう。多少の音がしていても、高い塀があれば気付かれませんし窓にが開いていても周りの人は知る事はできません。
高い塀や垣根・大きな庭木は侵入窃盗になってしまいます。
侵入窃盗犯のターゲット
都内の一戸建住宅の侵入窃盗犯の侵入経路となるのは窓ガラスや無施錠の玄関扉で、
窓ガラスの「ガラス破り」です。「侵入窃盗」件数の30％以上が「叩き」「焼き破り」のガラス破りです。

空き巣対策・防犯対策
勝手口の無施錠は非常に多いようで「玄関は施錠してあっても勝手口は無施錠」。このケースが意外に多く侵入者は見ていますので注意・確認をして下さい。
防犯フィルムやクレセントガードも効果的です。




賃貸物件には不向きですが　侵入窃盗犯に嫌われるポイントです。

空き巣（侵入窃盗）の情報元

空き巣（侵入窃盗犯）はインターネットのサービスで狙いを定めます。「Facebook」や「twitter」空き巣（侵入窃盗犯）にとっても便利なツールです。
「Facebook」は、空き巣（侵入窃盗犯）がどの時間に留守になるのかを細かく把握し侵入窃盗犯罪に及んでいたという事があり、逮捕されるまでには約50軒の家で侵入窃盗犯罪していた事例があります。
「twitter」は投稿された写真に位置情報が含まれてますので、それを元にして自宅や事務所を特定し、旅行先での写真を撮って「つぶやき」をしたら、空き巣（侵入窃盗犯）に入られた事例もあります。
空き巣（侵入窃盗犯罪）にとって、「Facebook」「twitter」は、人物の家や行動を把握するのにとても重宝されるツールなのです。
何度も現場まで下見を行って周囲で何日も行動を監視するような事は無くなりリスクも減ります。
何気ない悪意のないコメントやつぶやきが、空き巣（侵入窃盗犯）に狙われる道具となっています。

情報提供しない事が大切です。

近所で空き巣や強盗事件が発生したとき、特に知り合いの家が被害に遭ったとなれば、自分の家も気をつけなければいけないと思う方は多いはずです。実際にどのような家が狙われやすいのか、空き巣の手口はどのような種類があるのか、被害に遭わないために空き巣対策や防犯対策の紹介をしていきます。

◎空き巣に狙われやすい家の特徴

空き巣はどのような家に目をつけているのか、狙われやすい家の特徴を知っておくことは空き巣被害に遭わないためにも大切なことです。

空き巣は、家主や家族がいない時間帯を狙って侵入します。仕事などで留守にしていることが多い家は、家族が毎日出かける時間帯や外からの家の様子などを綿密に調べあげて把握しているそうです。例えばポストに郵便物が溜まっていたり、雨戸がずっとしまっている、洗濯ものが干しっぱなしなど、生活感がない家ほど狙われやすくなります。海外出張や長期出張、帰省などで長時間家を留守にする場合は、より一層空き巣対策、防犯対策が必要となってきます。

また、犯行に時間がかかるほど周囲に見つかってしまう可能性が高くなるため、スピーディーに犯行を済ませます。例えばピッキングや鍵破壊をしようとした場合、2つカギがあると2倍は作業時間がかかってしまうので、補助鍵のない家を狙う傾向にあるようです。補助鍵の取り付けは空き巣対策に効果的なので設置することをおすすめします。カメラ付きのインターフォンは、訪問時の録画ができる製品もあります。インターフォンを鳴らし、家の中に人が居ないか等の下見行為を記録することができるため、空き巣はあえてカメラがついていないインターフォンの家を狙う傾向にあります。また塀が高く道路から庭の様子が見えない家は目撃されにくいので空き巣にとって好都合です。袋小路にある家はあまり人が通らないので、泥棒や不審者がいても気づかれにくく、空き巣対策・防犯対策の徹底をしておくことをおすすめします。他にも、番犬に吠えられると近所の人に見られる可能性があるため、番犬を飼っていない家を狙う傾向にあります。そのため犬がいるだけでも空き巣対策の効果はあるといわれています。空き巣被害は、侵入しやすい一戸建てでの被害が最も多く報告されており、低層のアパートやマンションなども被害が多いようです。１階や２階など低層の家に住んでいる場合は特に空き巣対策、防犯対策をしっかり行いましょう。

◎空き巣に狙われにくい家の特徴

日頃から近所との交流が活発だと、家の周りに不審者がいても近所の人から目をかけられやすいため、未然に犯罪を防ぐ抑止力につながります。人通りや車通りなどが多い道沿いの家は、空き巣現場を第三者に見られる恐れがある為、ターゲットからはずす傾向があります。常に誰かが在宅している家は、空き巣から狙われにくいといわれていますが、ゴミ出しや井戸端会議など少しの時間で狙ってきます。少しの外出時でも鍵のかけ忘れに注意しましょう。

◎空き巣の侵入手口

最も狙われやすいのが、鍵の閉め忘れを狙って侵入されることです。少し留守にするだけだからと家の鍵をかけない習慣が空き巣に気づかれていると、ほんの数分の間に侵入されてしまい、約5分の間に金品などを盗み出されてしまいます。窓ガラスも多い侵入方法と言われており、カギの締め忘れを狙うほか、鍵のところだけ穴を開けて入る、ドライバーなどで強引にこじ開ける、バーナーで焼き破りなど、あらゆる手段で侵入します。ほかには玄関のドアや勝手口のカギをピッキングし侵入されることもあります。強引なケースではカギごと破壊し侵入を図ります。ピッキングに弱いとされる古いカギのままの家は狙われやすい傾向にあるので注意が必要です。

◎防犯対策におすすめの鍵の種類

防犯対策においてまず欠かせないのがカギです。ここでは防犯に強いとされているカギをいくつかご紹介します。

まずは1934年に史上初のリバーシブルディンプルキーを開発して以来、80年以上に亘りディンプルキーシリンダーのパイオニアとして高機能、高品質のハイセキュリティシリンダーを開発してきたKABA社製の《KABA STAR NEO》です。差し込み易いすり鉢状のキーガイドになっており、差し込みに迷うことなく使いやすいリバーシブルキーです。多列ピンシリンダーにより、高い耐ピッキング性能が特徴です。耐ピッキング10分及び、以上耐鍵穴壊し性能10分以上と、鍵やぶりにとても強いカギです。

次にご紹介するのは、ALPHA社製の《アルファFBロック》です。アルファFBロックは、防犯性の高いピンシリンダー機構でディンプルキータイプの高性能シリンダーとなっています。特許製法のフローティングボールを鍵先端に埋め込み、鍵の複製、ピッキングを極めて困難にしています。ピッキングをより困難にするアンチピッキングピンを使用しており、鍵違いも最大1,300億通りにもなるので、防犯対策にはピッタリです。差し込み易い、リバーシブルタイプのカギになります。

最後にご紹介するのは、MIWA社製の《ミワPRシリンダー》です。ミワPRシリンダーは2WAYロータリータンブラー方式のハイセキュリティシリンダータンブラーとなっており、キーとの接触面が異なるメインタンブラーとサイドタンブラーの2WAY構造が特徴です。理論鍵違いは1,000億通りと膨大な数になります。耐摩耗性・耐埃性等の高い耐久性能を誇っています。優れた防犯性で、すべてのタンブラーが同時に揃わないと回転しないロッキングバーと複雑な形状のアンチピッキングタンブラーを採用しており、ピッキングは非常に困難です。また、ドリル攻撃にも対処できるよう、シリンダー内に複数の高硬度部品を使用しているため、ドリル攻撃にも高い抵抗力があります。いつもの玄関のカギを、防犯対策用カギに交換することで、空き巣対策が群を抜いて上げることができます。

◎家で今すぐできる空き巣、防犯対策

家庭で今すぐできる空き巣対策、防犯対策をいくつかご紹介します。まず自宅が戸建の場合少し低めの塀にすることで近所や道路から庭の様子が見えるようになり、空き巣が入りにくくなります。ガラスを割っている最中などに目撃される恐れがあるため空き巣対策につながります。窓ガラスには防犯フィルムを貼ることで防犯対策になります。普通のガラスではすぐ割られてしまいますが、防犯フィルムを貼ることで割るのに約5分以上かかり防犯対策につながります。鍵の周りの一部分にだけ貼るタイプよりも全範囲に貼るタイプの方が空き巣対策には効果的なようです。薄めのタイプではなく分厚いフィルムが有効とされています。また、空き巣が侵入して大きな音が鳴れば家主がいなくても近所の人に見つかる可能性が出てくる「防犯ブザー」を取り付けることで防犯対策に大変有効です。夜間の侵入に備えセンサーライトをつけるのも空き巣対策に効果的です。侵入中いきなり電気がつくと人は動揺してしまうため、時間を稼げるだけでなく周りの目にもつきやすくなります。玄関に「監視カメラがついています」などの防犯シールなどを貼っておくこともおすすめします。防犯に気を付けているような家はセキュリティーがしっかりしている印象なため、空き巣対策につながります。ホームセキュリティを設置することも空き巣対策や防犯対策になります。ホームセキュリティは大きく分けて２種類あり、プロと契約するタイプとセルフで行うタイプがあります。プロと契約するタイプは警備会社と契約すると警備機器の設置から２４時間警備を行ってくれます。

一方、セルフタイプは防犯カメラなど防犯グッズを自身で設置をします。窓やドアからの侵入を防ぐために最も効果的な方法として、通常の鍵の他に加え補助鍵を付けることをオススメします。窓やドアなどに補助鍵がついていることで、鍵を破壊する作業を2回行わなければならないことから空き巣は侵入に時間がかかり、犯行が見つかってしまう可能性が高くなります。

補助鍵には外付けタイプと内付けタイプ、面付錠タイプがあるのでそれぞれご紹介していきます。

○外付けタイプ

ドアの外側に取り付ける外付けタイプの玄関補助錠です。外出する際に施錠するものとなっており、第三者の目につくことから、防犯を強化していることがすぐにわかるのが特徴です。泥棒にも侵入難易度が高い家であることをアピールすることができます。ただし、外側からしか施錠や解錠ができないため、中にいる家族が外に出たいときには出られなくなってしまいます。一人暮らしであれば問題ありませんが、家族と暮らしている方はきちんと使い方を共有しておかなければなりません。

○内付けタイプ

ドアの内側に取り付ける玄関補助錠で、外から玄関補助錠が付いていることが確認できないため、解錠方法がわからない第三者に侵入されにくいのが特徴です。ドアにドリルなどで穴を空け、金属の棒を用いてドアの内側にあるつまみ（サムターンという）を回転させて解錠するサムターン回し対策にも有効です。外出中はもちろん、自宅にいるときの侵入を防ぎたい方にもおすすめです。

○面付錠タイプ

ドアの面に対して取り付ける補助錠です。室内側のドアから錠前本体が露出しているのが特徴です。箱のような物が室内側に露出していることから、面付箱錠ともよばれます。利点としては、かんぬき（デッドボルトとも呼ばれます）が、室内側の枠に完全に入っているので外から完全に見ることができません。こちらも内付けタイプ同様、自宅にいるときの侵入を防ぎたい方にもおすすめです。

◎まとめ

空き巣に狙われやすい家や侵入手口、防犯対策など相手の特徴を知ることで、防げるものは多くあります。空き巣は千差万別で防犯対策をすれば絶対安全というわけではなくあくまでも空き巣対策のひとつです。これらの防犯対策を併用したり工夫しながら鍵のかけ忘れなどに注意して油断しないようにしましょう。カギ舎セキュスターズ株式会社では、防犯対策に強い鍵や補助錠も豊富に取り扱っているので、防犯対策などでお困りの方や、急なトラブルにもお任せください。