【目次】
○ドアの異変に気付く
○フロアヒンジとはどのようなもの?
○フロアヒンジの調整が必要な具体的な4つのトラブル
1、開閉の際に異音がする、ドアがガタガタする
2、ドアが最後まで閉まらない
3、ドアの閉まるスピードがとても速くなった
4、ドアの軸から油が漏れている
○フロアヒンジの調整方法
○フロアヒンジの耐用年数
○高額なお見積りにはご注意を!
○まとめ
【本文】
お店やテナントのガラスドアの調子が悪いと気付くことがあります。
このようなことはありませんか?
・ドアの閉まるスピードが速い・・・
・ドアの軸辺りから油が漏れているようだ・・・
・ドアの閉まるスピードが遅いような気が・・・
・ドアが最後まで閉まらなくなった・・・
・ドアの開閉時に異音がする・・・
これらのドアのトラブルは、「フロアヒンジ」という設備の不良の可能性が高いです。お店や事務所などの重いガラスドアの場合であれば、人が通過する頻度も高いですから、場合によってはドアに衝突してしまったり、指を挟んでしまったりして、大けがにつながることも少なくありません。
ドアのトラブルは普段から意識しておかないと気付かないこともあります。気付いたときにはかなり症状が悪化していて、かなり大掛かりな修理や交換を伴うことがあるのです。
では「フロアヒンジ」とはどういうものなのでしょうか?
ここでは「フロアヒンジ」の修理や調整、交換について詳しくお伝えしていきたいと思います。何か気になる症状がありましたら、すぐにカギ舎セキュスターズまでご相談ください。
ドアはお店や事務所などにとってとても大事な役割をはたしているものですが、それほど日々意識しているものであるとはいえません。
ドアの異変というのは、電化製品のようにある日突然動かなくなるというものではありません。耐久性が高いために、1年や2年程度で修理や交換が必要になるものではなく、普通に活用しているのであれば5年から10年程度は交換する必要はありません。中にはすでに20年以上も特に手入れすることなく利用しているドアもあるでしょう。
しかし自宅のドアではなく、一般の人や大勢の人が活用するドアでしたら、ドアが少々古くなってきているようでしたら、常に意識しておいていただきたいと考えます。
冒頭から申し上げている通り、ドアは耐久性が高いものの少しずつ劣化していることは間違いなく、異変に気付くことが遅くなってしまえば、修理程度で対応することはできず交換しなければならないこともあるからです。費用と時間を費やしてしまうことになります。
「以前と比べて動きが悪くなったような気がする」
最初はこの程度のトラブルからスタートします。
「この程度ならまだ大丈夫」
とほったらかしにしておくと、そのうちドア自体の開閉に問題が生じるようになり、お店などであれば店舗運営に問題をきたすことに発展することもあるのです。
●突然、ドアが閉まらなくなった
●ドアの閉まるスピードが速くなってとても危険だ
●ドアを開けるのが急激に重くなり、お客様が開けられない
フロアヒンジのトラブルの場合、最悪このような状況にならないともいえません。
フロアヒンジとは、ドアに備え付けられている設備で、ドアが急に「バタン」と閉まらないようにスピードを調整できるものです。
ご自宅の玄関ドアであれば、多くは上部に設置されている設備がありますが、ドアに直接備え付けられているものは「ドアクローザー」といいます。
マンションやコンビニエンスストアなどのガラスのドアのように、ドア自体に設備がつけられないような場合に、ドアの軸下に設備を設置されているものが「フロアヒンジ」といいます。よく見てみると、ステンレス製の設備がドアの軸下に埋め込まれていることがお分かりになるでしょう。
フロアヒンジは、床の軸としてドアを支えており、開いた際には静かにゆっくりと閉じていく機能を有しています。自動扉ではない店舗などにおいても、自動で閉じる機能がありますから大変重宝されているものなのです。ガラスのドアのように重いドアでしたら、急に閉まってしまうと体が挟まったり、指を挟んでしまったり危険性が高く、かなりの大けがを起こしてしまうことがあるからです。
このフロアヒンジは、スプリング(バネ)とオイルダンパー(油圧)の力を利用して、スピードの調整ができるようになっています。すぐに故障するようなものではなく、通常使用では30万回程度の開閉頻度まで耐えられるといわれています。
しかし出入りの激しい店舗などの場合であれば、早くトラブルが起きてしまうことも少なくありません。実際に衝突事故なども起きていますし、重いドアは大変危険ですので、早めの点検が必要になります。
次にフロアヒンジの調整が必要な具体的なトラブルとはどのようなものかご紹介していきたいと思います。
カギ舎セキュスターズにいただくドアのトラブルのなかで、この症状が現れたときにはすぐに連絡をしていただきたいというものを4つお伝えします。
冒頭から申し上げている通り、ドアのトラブルは意識していないと気付かないことが多いのですが、逆にいいますと少しだけでも意識していると、「以前と違うな」ということも気付くようになるものです。
特に次に挙げる4つの症状については、フロアヒンジのトラブルのなかでも早い時期に調整したほうがいいというものになります。ほったらかしにしておくと、ドアを使用した人が大けがにあってしまったなんてことがあるかもしれないからです。
お客様が使用されるドアでしたら、お店にとっても信用問題にかかわってきますから、すぐにご相談いただくようにお願いします。
フロアヒンジから異音がするようになったというのは、ドアトラブルでとても多い症状です。また音だけではなく、ドアがうまく支えられていないような感じで、ガタガタすることもあります。
フロアヒンジは少しずつ劣化していくのですが、このようなトラブルの場合、ドアを支えているボルトが緩んでいることや折れていることがあります。ボルトを取り付けるアームと呼ばれる金具が曲がってしまっていることもあります。
するとドアから「ギギッ」と嫌な音がするようになったり、ドアがいまにも外れてしまうのではないかと思うくらいガタガタしてしまうのです。
ボルトが緩んでいるような場合であれば、ネジをしっかりと締め付けすることで、ドアの状態は改善するのですが、ボルトが折れている場合やアームの交換が必要な場合には、修理に少々お時間を要することがあります。
ドア自体が古いものである場合であれば、既製品であうものがないこともあり、ドア自体に加工を施さなければならないこともあるからです。
いずれにしても、早くご相談をいただければ軽症で済む可能性もありますから、すぐにご連絡をくださるようお願いいたします。
「ドアが閉まりきらないので見てほしい!」
このようなドアトラブルによって、ご相談をいただくことがあります。お店や事務所のドアの場合であれば、かなり急を要することもあり、あたふたされている様子が伝わってくることもあります。
ドアが閉まりきらない原因もいろいろと考えられますが、この時点まで来ると仮に何かのきっかけで閉まるようになったとしても、すぐに連絡をいただくことがベストです。
場合によっては、フロアヒンジから油が漏れているようなことがあるからです。油が漏れてしまった場合についてはこの後にご説明いたしますが、ドア自体の機能がかなり低下していることが考えられます。
ドアが閉まりきらない場合、セキュリティやプライバシーを守れなくなり、大変不自由な状況になることが考えられます。電子錠などが設置されていて、オートロックするようなドアである場合でしたら、つねに開錠されている状態になってしまうからです。
店舗やマンションのエントランスなど、比較的重いガラスドアである場合、ドアの閉まるスピードが速くなってしまうことはとても危険なことです。一般のお客様や多くの従業員が利用するドアである場合、手を挟んでしまったり、指を挟んでしまったりすることで、大けがしてしまうこともあるからです。
もしもこのような事故が発生してしまった場合、管理責任を問われることにもつながりかねないですから、注意することが必要です。そのためいち早く気付いていただいて、すぐにカギ舎セキュスターズまでご相談いただきたいと思います。
もしもドアの軸付近が黒く変色しているような場合であれば、油が漏れている可能性があります。フロアヒンジ自体をチェックすることになります。
もしも油が漏れている状態であれば、すぐにフロアヒンジの交換や修理が必要になります。油が漏れていない状態でしたら、ドアの開閉速度を調整することができます。速度調整弁を回すことによって、開閉速度を遅くすることができます。
速度調整弁はマイナスドライバーを活用することで調整可能ですが、必要以上に回してしまうと、油が漏れ出てしまう恐れがあります。調整については自己判断で行うのではなく、カギ舎セキュスターズに相談いただくようにお願い足します。
誰の目から見ても、明らかにドアの軸の部分から油が漏れだしている状態であるならば、フロアヒンジをすぐに交換や修理する必要がありますので、すぐにカギ舎セキュスターズまでご連絡をくださるようにお願いいたします。
フロアヒンジは油圧によってドアのスピードをコントロールすることができるようになっています。もしもフロアヒンジから油が漏れているということでしたら、フロアヒンジの持っている機能を全く活かせていないということも考えられます。
今は大丈夫であったとしても、ドアが閉まるスピードが急激に早くなる可能性が高い状態です。フロアヒンジから油が漏れているという状態であれば、すぐに交換することが必要になるケースも多くあります。状況によっては、部品の交換や修理などによって対応できる場合もありますので、ご相談ください。
フロアヒンジは油が漏れているような場合であれば交換や修理する必要がありますが、それ以外でドアスピードのコントロールが必要な場合であれば、ドライバーで調整することが可能です。
ただしドアの取り外しやフロアヒンジの調整においては、専門的なものになり場合によっては思わぬけがにつながることもありますから、ぜひご相談いただくようお願い申し上げます。
フロアヒンジには速度調整弁という、ドアの閉扉速度の調整を行うことができる弁がついています。その弁をマイナスドライバーで右に回すと閉扉速度が遅くなり、左に回すと閉扉速度が速くなります。
ただし、速度調整弁を必要以上に回してしまうと、油が漏れ出る恐れがあります。速度調整弁は、1回転しか回すことはできませんのでご注意ください。
実際、私どもカギ舎セキュスターズがフロアヒンジの状態を確認すると、多くはかなり古いタイプのもので錆びついてしまっていることがほとんどです。それでも油漏れしていないということでしたら、速度調整弁で速度調整することが可能です。
この速度調整によってうまく効果を得ることができれば、それ以上の修理は必要ありません。
ただしなかには錆びついたあまりに、調整弁が回らないということもありますし、調整弁が2つ付いていて、どちらを調整すればいいのか判断付かないものもあります。2つある場合、1つは触らないほうがいいものがあるのです。
決して自分自身では判断せずに、カギ舎セキュスターズに気軽にご相談いただきたいと思います。
ドアのなかにはとても使用頻度の高いものもありますが、それらを見越して製造販売されています。そのため、電化製品のようにある日突然使えなくなったということはまずありません。通常の利用をしていれば、5年~10年程度は問題ないと言われていますし、近年、性能も向上していますから10年以上も特に問題ないというドアもたくさんあります。
ただしフロアヒンジは、お店や事務所、マンションのエントランスなど使用頻度の高いドアに備えつけられていることが多く、頻度が高いとその分、耐用年数がほかのところよりも短くなってしまうことがあります。
また環境によって差がみられることもあります。フロアヒンジはガラスのドアのようなかなり重いドアに取り付けられていることが多く、風の吹きこみが強い場所に設置されているような場合、強風でフロアヒンジのアームと呼ばれる部品が曲がってしまうということがあります。
近年、我が国にも強い台風の被害を受けることが多くなりましたが、台風のあとに「扉が閉まらなくなった」という依頼はとても多いのです。このように無理な負担がドアにかかってしまうことでフロアヒンジは故障してしまいますので、場合によっては設置後わずかな期間で交換や修理が必要になるということも起きています。
いずれにしても、何か不具合を感じた時点で何らか適切な対処をしておかないと、かなり状況が悪化してからだと大掛かりな修理や交換が必要になることがあります。余分な出費や時間を費やすことにもなりますから、できる限り早めにご相談いただくようお願いいたします。
またそのために、普段からドアの動きは大丈夫か、変な音はしないか、きちんと閉まっているかなど、観察しておくことをオススメします。特にフロアヒンジは床下にあるものですから、ほこりや砂利などがたまらないように掃除しておくだけでも、全然違います。
フロアヒンジはお伝えしている通り、その状況によって調整で済む場合もあれば、修理や交換が必要になる場合もあります。しかし、その判断はなかなか一般の人には分かりづらく、どのような作業が必要になるかも理解できるものではありません。
そのため、とても簡単な調整や交換であっても、10万円以上の代金を請求するといった業者も中には存在します。
カギ舎セキュスターズではフロアヒンジの交換については15,600円からご用意しており、サイズや仕様によって価格は異なりますが、東京・横浜・川崎においては激安価格をモットーにサービスを提供しております。
ご不明な点につきましては、フリーダイヤルでお気軽にご相談ください。また24時間対応しておりますので、夜間の急なことでも速ければ15分程度で到着することができます。また施工後2年間は保証しておりますので、また何らかの不具合があった場合でも安心です。
ドアの開閉時のトラブルは、ドアを使えば使うほど少しずつ劣化していきますから、ふとした時にドアの違和感に気が付きます。
「前はもっとスムーズに開閉できていたのに・・・」
「ドアの閉まるスピードはこんなに早かったっけ・・・」
「ドア軸付近が油で汚れているな・・・」
このようなことに気が付けば、すぐにカギ舎セキュスターズまでご相談ください。早めに気が付くことができれば簡単な調整だけで済む場合もありますから、普段から手の感触、音など変化に気が付くように意識しておきましょう。
ドアのことでお困りのことやご不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
丁寧にお答えさせていただきます。
中野区 新宿区 足立区 荒川区 杉並区 板橋区 江戸川区 大田区 葛飾区 江東区 品川区 渋谷区 世田谷区 台東区 中央区 千代田区 墨田区 豊島区 練馬区 文京区 港区 目黒区 北区 西東京市 三鷹市 調布市 武蔵野市 全域
和光市、新座市、朝霞市、戸田市、蕨市、川口市
横浜市 川崎市 全域
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【目次】
○ドアの異変に気付く
○フロアヒンジとはどのようなもの?
○フロアヒンジの調整が必要な具体的な4つのトラブル
1、開閉の際に異音がする、ドアがガタガタする
2、ドアが最後まで閉まらない
3、ドアの閉まるスピードがとても速くなった
4、ドアの軸から油が漏れている
○フロアヒンジの調整方法
○フロアヒンジの耐用年数
○高額なお見積りにはご注意を!
○まとめ
【本文】
お店やテナントのガラスドアの調子が悪いと気付くことがあります 。
このようなことはありませんか?
・ドアの閉まるスピードが速い・・・
・ドアの軸辺りから油が漏れているようだ・・・
・ドアの閉まるスピードが遅いような気が・・・
・ドアが最後まで閉まらなくなった・・・
・ドアの開閉時に異音がする・・・
これらのドアのトラブルは、「フロアヒンジ」 という設備の不良の可能性が高いです。 お店や事務所などの重いガラスドアの場合であれば、 人が通過する頻度も高いですから、 場合によってはドアに衝突してしまったり、 指を挟んでしまったりして、 大けがにつながることも少なくありません。
ドアのトラブルは普段から意識しておかないと気付かないこともあ ります。気付いたときにはかなり症状が悪化していて、 かなり大掛かりな修理や交換を伴うことがあるのです。
では「フロアヒンジ」とはどういうものなのでしょうか?
ここでは「フロアヒンジ」の修理や調整、 交換について詳しくお伝えしていきたいと思います。 何か気になる症状がありましたら、 すぐにカギ舎セキュスターズまでご相談ください。
○ドアの異変に気付く
ドアはお店や事務所などにとってとても大事な役割をはたしている ものですが、 それほど日々意識しているものであるとはいえません。
ドアの異変というのは、 電化製品のようにある日突然動かなくなるというものではありませ ん。耐久性が高いために、1年や2年程度で修理や交換が必要にな るものではなく、普通に活用しているのであれば5年から10年程 度は交換する必要はありません。中にはすでに20年以上も特に手 入れすることなく利用しているドアもあるでしょう。
しかし自宅のドアではなく、 一般の人や大勢の人が活用するドアでしたら、 ドアが少々古くなってきているようでしたら、 常に意識しておいていただきたいと考えます。
冒頭から申し上げている通り、ドアは耐久性が高いものの少しずつ 劣化していることは間違いなく、 異変に気付くことが遅くなってしまえば、 修理程度で対応することはできず交換しなければならないこともあ るからです。費用と時間を費やしてしまうことになります。
「以前と比べて動きが悪くなったような気がする」
最初はこの程度のトラブルからスタートします。
「この程度ならまだ大丈夫」
とほったらかしにしておくと、 そのうちドア自体の開閉に問題が生じるようになり、 お店などであれば店舗運営に問題をきたすことに発展することもあ るのです。
●突然、ドアが閉まらなくなった
●ドアの閉まるスピードが速くなってとても危険だ
●ドアを開けるのが急激に重くなり、お客様が開けられない
フロアヒンジのトラブルの場合、 最悪このような状況にならないともいえません。
○フロアヒンジとはどのようなもの?
フロアヒンジとは、ドアに備え付けられている設備で、 ドアが急に「バタン」 と閉まらないようにスピードを調整できるものです。
ご自宅の玄関ドアであれば、 多くは上部に設置されている設備がありますが、 ドアに直接備え付けられているものは「ドアクローザー」 といいます。
マンションやコンビニエンスストアなどのガラスのドアのように、 ドア自体に設備がつけられないような場合に、 ドアの軸下に設備を設置されているものが「フロアヒンジ」 といいます。よく見てみると、 ステンレス製の設備がドアの軸下に埋め込まれていることがお分か りになるでしょう。
フロアヒンジは、床の軸としてドアを支えており、 開いた際には静かにゆっくりと閉じていく機能を有しています。 自動扉ではない店舗などにおいても、 自動で閉じる機能がありますから大変重宝されているものなのです 。ガラスのドアのように重いドアでしたら、急に閉まってしまうと 体が挟まったり、指を挟んでしまったり危険性が高く、 かなりの大けがを起こしてしまうことがあるからです。
このフロアヒンジは、スプリング(バネ)とオイルダンパー( 油圧)の力を利用して、 スピードの調整ができるようになっています。 すぐに故障するようなものではなく、通常使用では30万回程度の 開閉頻度まで耐えられるといわれています。
しかし出入りの激しい店舗などの場合であれば、 早くトラブルが起きてしまうことも少なくありません。 実際に衝突事故なども起きていますし、 重いドアは大変危険ですので、早めの点検が必要になります。
次にフロアヒンジの調整が必要な具体的なトラブルとはどのような ものかご紹介していきたいと思います。
○フロアヒンジの調整が必要な具体的な4つのトラブル
カギ舎セキュスターズにいただくドアのトラブルのなかで、 この症状が現れたときにはすぐに連絡をしていただきたいというも のを4つお伝えします。
冒頭から申し上げている通り、 ドアのトラブルは意識していないと気付かないことが多いのですが 、逆にいいますと少しだけでも意識していると、「以前と違うな」 ということも気付くようになるものです。
特に次に挙げる4つの症状については、 フロアヒンジのトラブルのなかでも早い時期に調整したほうがいい というものになります。ほったらかしにしておくと、 ドアを使用した人が大けがにあってしまったなんてことがあるかも しれないからです。
お客様が使用されるドアでしたら、 お店にとっても信用問題にかかわってきますから、 すぐにご相談いただくようにお願いします。
1、開閉の際に異音がする、ドアがガタガタする
フロアヒンジから異音がするようになったというのは、 ドアトラブルでとても多い症状です。また音だけではなく、 ドアがうまく支えられていないような感じで、 ガタガタすることもあります。
フロアヒンジは少しずつ劣化していくのですが、 このようなトラブルの場合、 ドアを支えているボルトが緩んでいることや折れていることがあり ます。 ボルトを取り付けるアームと呼ばれる金具が曲がってしまっている こともあります。
するとドアから「ギギッ」と嫌な音がするようになったり、 ドアがいまにも外れてしまうのではないかと思うくらいガタガタし てしまうのです。
ボルトが緩んでいるような場合であれば、 ネジをしっかりと締め付けすることで、 ドアの状態は改善するのですが、 ボルトが折れている場合やアームの交換が必要な場合には、 修理に少々お時間を要することがあります。
ドア自体が古いものである場合であれば、 既製品であうものがないこともあり、 ドア自体に加工を施さなければならないこともあるからです。
いずれにしても、 早くご相談をいただければ軽症で済む可能性もありますから、 すぐにご連絡をくださるようお願いいたします。
2、ドアが最後まで閉まらない
「ドアが閉まりきらないので見てほしい!」
このようなドアトラブルによって、 ご相談をいただくことがあります。 お店や事務所のドアの場合であれば、 かなり急を要することもあり、 あたふたされている様子が伝わってくることもあります。
ドアが閉まりきらない原因もいろいろと考えられますが、 この時点まで来ると仮に何かのきっかけで閉まるようになったとし ても、すぐに連絡をいただくことがベストです。
場合によっては、 フロアヒンジから油が漏れているようなことがあるからです。 油が漏れてしまった場合についてはこの後にご説明いたしますが、 ドア自体の機能がかなり低下していることが考えられます。
ドアが閉まりきらない場合、 セキュリティやプライバシーを守れなくなり、 大変不自由な状況になることが考えられます。 電子錠などが設置されていて、 オートロックするようなドアである場合でしたら、 つねに開錠されている状態になってしまうからです。
3、ドアの閉まるスピードがとても速くなった
店舗やマンションのエントランスなど、 比較的重いガラスドアである場合、 ドアの閉まるスピードが速くなってしまうことはとても危険なこと です。一般のお客様や多くの従業員が利用するドアである場合、 手を挟んでしまったり、指を挟んでしまったりすることで、 大けがしてしまうこともあるからです。
もしもこのような事故が発生してしまった場合、 管理責任を問われることにもつながりかねないですから、 注意することが必要です。そのためいち早く気付いていただいて、 すぐにカギ舎セキュスターズまでご相談いただきたいと思います。
もしもドアの軸付近が黒く変色しているような場合であれば、 油が漏れている可能性があります。 フロアヒンジ自体をチェックすることになります。
もしも油が漏れている状態であれば、 すぐにフロアヒンジの交換や修理が必要になります。 油が漏れていない状態でしたら、 ドアの開閉速度を調整することができます。 速度調整弁を回すことによって、 開閉速度を遅くすることができます。
速度調整弁はマイナスドライバーを活用することで調整可能ですが 、必要以上に回してしまうと、 油が漏れ出てしまう恐れがあります。 調整については自己判断で行うのではなく、カギ舎セキュスターズに相談いただく ようにお願い足します。
4、ドアの軸から油が漏れている
誰の目から見ても、 明らかにドアの軸の部分から油が漏れだしている状態であるならば 、フロアヒンジをすぐに交換や修理する必要がありますので、 すぐにカギ舎セキュスターズまでご連絡をくださるようにお願いいたします。
フロアヒンジは油圧によってドアのスピードをコントロールするこ とができるようになっています。 もしもフロアヒンジから油が漏れているということでしたら、 フロアヒンジの持っている機能を全く活かせていないということも 考えられます。
今は大丈夫であったとしても、ドアが閉まるスピードが急激に早く なる可能性が高い状態です。 フロアヒンジから油が漏れているという状態であれば、 すぐに交換することが必要になるケースも多くあります。 状況によっては、 部品の交換や修理などによって対応できる場合もありますので、 ご相談ください。
○フロアヒンジの調整方法
フロアヒンジは油が漏れているような場合であれば交換や修理する 必要がありますが、 それ以外でドアスピードのコントロールが必要な場合であれば、 ドライバーで調整することが可能です。
ただしドアの取り外しやフロアヒンジの調整においては、専門的な ものになり場合によっては思わぬけがにつながることもありますか ら、ぜひご相談いただくようお願い申し上げます。
フロアヒンジには速度調整弁という、 ドアの閉扉速度の調整を行うことができる弁がついています。 その弁をマイナスドライバーで右に回すと閉扉速度が遅くなり、 左に回すと閉扉速度が速くなります。
ただし、速度調整弁を必要以上に回してしまうと、 油が漏れ出る恐れがあります。速度調整弁は、1回転しか回すこと はできませんのでご注意ください。
実際、私どもカギ舎セキュスターズがフロアヒンジの状態を確認すると、 多くはかなり古いタイプのもので錆びついてしまっていることがほ とんどです。それでも油漏れしていないということでしたら、 速度調整弁で速度調整することが可能です。
この速度調整によってうまく効果を得ることができれば、 それ以上の修理は必要ありません。
ただしなかには錆びついたあまりに、 調整弁が回らないということもありますし、調整弁が2つ付いてい て、どちらを調整すればいいのか判断付かないものもあります。2 つある場合、1つは触らないほうがいいものがあるのです。
決して自分自身では判断せずに、 カギ舎セキュスターズに気軽にご相談いただきたいと思います。
○フロアヒンジの耐用年数
ドアのなかにはとても使用頻度の高いものもありますが、 それらを見越して製造販売されています。そのため、 電化製品のようにある日突然使えなくなったということはまずあり ません。通常の利用をしていれば、5年~10年程度は問題ないと 言われていますし、近年、性能も向上していますから10年以上も 特に問題ないというドアもたくさんあります。
ただしフロアヒンジは、お店や事務所、 マンションのエントランスなど使用頻度の高いドアに備えつけられ ていることが多く、頻度が高いとその分、 耐用年数がほかのところよりも短くなってしまうことがあります。
また環境によって差がみられることもあります。 フロアヒンジはガラスのドアのようなかなり重いドアに取り付けら れていることが多く、 風の吹きこみが強い場所に設置されているような場合、 強風でフロアヒンジのアームと呼ばれる部品が曲がってしまうとい うことがあります。
近年、 我が国にも強い台風の被害を受けることが多くなりましたが、 台風のあとに「扉が閉まらなくなった」 という依頼はとても多いのです。このように無理な負担がドアにか かってしまうことでフロアヒンジは故障してしまいますので、 場合によっては設置後わずかな期間で交換や修理が必要になるとい うことも起きています。
いずれにしても、 何か不具合を感じた時点で何らか適切な対処をしておかないと、 かなり状況が悪化してからだと大掛かりな修理や交換が必要になる ことがあります。 余分な出費や時間を費やすことにもなりますから、 できる限り早めにご相談いただくようお願いいたします。
またそのために、普段からドアの動きは大丈夫か、 変な音はしないか、きちんと閉まっているかなど、観察しておくこ とをオススメします。 特にフロアヒンジは床下にあるものですから、 ほこりや砂利などがたまらないように掃除しておくだけでも、 全然違います。
○高額なお見積りにはご注意を!
フロアヒンジはお伝えしている通り、 その状況によって調整で済む場合もあれば、 修理や交換が必要になる場合もあります。しかし、 その判断はなかなか一般の人には分かりづらく、 どのような作業が必要になるかも理解できるものではありません。
そのため、とても簡単な調整や交換であっても、10万円以上の代 金を請求するといった業者も中には存在します。
カギ舎セキュスターズではフロアヒンジの交換については15,600円からご用 意しており、サイズや仕様によって価格は異なりますが、東京・ 横浜・ 川崎においては激安価格をモットーにサービスを提供しております 。
ご不明な点につきましては、 フリーダイヤルでお気軽にご相談ください。また24時間対応して おりますので、夜間の急なことでも速ければ15分程度で到着する ことができます。また施工後2年間は保証しておりますので、 また何らかの不具合があった場合でも安心です。
○まとめ
ドアの開閉時のトラブルは、 ドアを使えば使うほど少しずつ劣化していきますから、 ふとした時にドアの違和感に気が付きます。
「前はもっとスムーズに開閉できていたのに・・・」
「ドアの閉まるスピードはこんなに早かったっけ・・・」
「ドア軸付近が油で汚れているな・・・」
このようなことに気が付けば、すぐにカギ舎セキュスターズまでご相談ください。 早めに気が付くことができれば簡単な調整だけで済む場合もありま すから、普段から手の感触、 音など変化に気が付くように意識しておきましょう。
ドアのことでお困りのことやご不安なことがありましたら、 お気軽にご相談ください。
丁寧にお答えさせていただきます。