無くした鍵　見つからない

鍵を無くしてしまったら、必ず見つける必要があります。なぜなら不法侵入されて盗難被害にあったり、傷つけられてしまったり、最終的には命を落としてしまうことにもなりかねません。 しかし、いったいどうやって無くした鍵を見つければ良いのか？ どこを探しても見つからなかったし、これ以上探しても見つかる気がしない･･･途方に暮れてしまっても、まだ諦めないで下さい。

無くした鍵が見つからない理由

鍵だけでなく何か物を無くした時、まずこう考えるでしょう。

さっきまで持っていたはずなのに、なぜか鍵が見当たらない
カバンの中に入れたはずなのに、鍵を無くしてしまった

どういうことかわかりますか？ 見つからないもっともの原因は、全て【こうしたはず】【つもりになっている】という可能性が高くあります。 人は、思い込み・固定観念に振り回されやすい生き物です。無くした物を一度探した場所には、【もうない】【見つかるはずがない】と決めてかかってはいませんか？ そんな気持ちで探しても、無くした鍵が見つかる可能性は大変低くなってしまいます。

無くした鍵を見つける方法

鍵を無くしてしまったら、まず心を落ち着けましょう。とはいっても、出掛け間際急いでいる時など緊急の場合、なかなか落ち着くことはできませんね。 しかし落ち着いて探さないと、鍵は見つからないと言っても過言ではありません。

鍵が置いてありそうな場所を、もう一度よく探す
落ち着いて、自分がした行動を思い出す
それまでしていた行動を、もう一度繰り返してみる

思いもしない意外な場所で、無くした鍵が見つかった事例を紹介しましょう。

鍵を開けて帰宅したのに、玄関の外で見つかった

ある会社員男性はいつも通り帰宅し、いつも所定としているリビングの棚の上に鍵を置いたつもりでした。しかし朝起きて出勤しようとすると、鍵がありません。家の中に入ったのだから、鍵は家の中のはず。外にあるはずがありません。ですから、賢明に家の中をくまなく探しました。それでも一向に見つからない鍵。 最終的に鍵が見つかったのは、家のガレージの車の横･･･。 どれだけ家の中を探しても、見つからないはずです。

彼は、車で会社へ通っていました。一旦家に入ったものの、車にスマートフォンを忘れたことを思い出し、車へ戻ったのです。しかし、自宅のガレージだからとわざわざ鍵を閉めてはいませんでした。そして、いつもの所定の場所に置いていたつもりになっていただけで、実は鍵をポケットに入れていたのです。鍵を開けて玄関に入りフックに引っ掛ける前に「あ。スマホ。」と思い出したので、そのまま何気にポケットを入れていたのでしょう。家から外に出る時は、必ず鍵を持って出るのが、ごく自然な行動です。そして車からスマホを取る時、鍵を落としてしまいました。車はキーレスエントリーだったので、下に落ちていてもボタン操作で閉まりました。【つもり】が引き起こした鍵の紛失です。

玄関の靴の中で鍵が見つかった

ある女性が買い物へ出掛け、たくさんの荷物を持ち帰りました。そして、いつも所定としている靴箱の横のフックに鍵を引っ掛けました。ですが次に出掛けようとした時、どこにも鍵が見当たりません。彼女は思います。『絶対ここにしか引っ掛けないのに、見つからないわけない！』 靴箱の脇や底面の下など、必死になって探しましたが、結局見つかりません。まさかと思い、玄関の前や道周辺も探しました。 でも鍵が見つかったのは、彼女の運動靴の中でした。

いつもは、1袋くらいしか買い物しませんが、その日は切らしていた調味料やお米を買ったので、大荷物でした。多くの荷物で重すぎたので、まず玄関に荷物を全て置いてから、靴箱のフックに鍵を引っ掛けました。そして、リビングへお米を運んでから、その他の買い物袋を運ぼうとしましたが、袋の側面が破れ中身が散乱。慌てて拾い上げた時に、洋服へ引っ掛かり偶然にも靴の中に落ちてしまったようです。 玄関周りを、いくら探しても見つからないはずです。 彼女が、玄関周辺を探しに出た際に履いたのはクロックス。靴を履くまで気づきませんでした。

意外なところで見つかる鍵

花粉症で目が痒くてたまらないので、帰宅と同時に洗面所へ行き、顔を洗った際洗濯機の上に置いたつもりが、なぜか洗濯機の中で見つかった。折りたたんだ傘の中に落ちている場合もあります。ゴミ箱の中で見つけたという方もいらっしゃいます。何かを捨てる時に、一緒に入れてしまったのでしょう。 『ここでは絶対見つからない。』という思い込みは捨て去って、どんな場所でもよく探してみて下さい。 案外、意外な場所から見つかる場合もあるのです。

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