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防犯・トピックス

Lavish 電気錠

一般的な住宅をはじめ、大規模なマンションや企業、幼稚園や病院といった施設に、入退室管理や防犯対策などの目的で電気錠を取り入れている所が年々増加しています。電気錠を取り扱っている鍵のメーカーはいくつもあるため、電気錠の設置を検討したとき、どのような製品を選べばよいのかと悩む人も多いと思います。今回は、電気錠や電子錠を取り扱っているメーカーのひとつである、株式会社エナスピレーションの代表的な製品であり、高性能で耐久性の高い電気錠Lavishについて、製品のさまざまな特長やLavishの導入事例など、電気錠の仕組みや種類を踏まえてご紹介します。
 
◎電気錠Lavishとは
株式会社エナスピレーションは、2010年に設立された静岡県に本社を置く会社です。日本でもいち早くスマートロックに注目し、非常に高性能で耐久性に優れた電気錠ブランド「Lavish」を立ち上げました。リーダーをはじめ制御器、電磁錠や本締錠、電磁錠取付金具や解錠ボタン、電源ユニットなど、電気錠に関わる多くの製品を取り扱っています。顧客の要望やシステムの状況などに応じて製品を組み合わせることにより、幅広いニーズに応えることができるのがLavish製品の大きな特長となっています。Lavishで取り扱っている製品のリーダーは、さまざまな認証方法により鍵の開錠や施錠を行う機器です。制御器とは、電気錠本体と電源をコントロールする機器となっており、本締錠はデッドボルト、つまり鍵のかんぬきの役割を果たす部分のみを備えた錠のことを指します。解除ボタンは、文字通り電気錠の解錠を行うボタンです。電磁錠とは、電磁石の吸着力を利用することにより施錠を行う製品であり、電磁石の力でドアをしっかりと施錠することができるため、ピッキングなどの不正解錠を防ぐことにつながります。また、防水性に優れているため屋外などにも場所を選ばずに設置でき、部品の磨耗や劣化が少なく耐久性が高いのもその大きな特長となっています。電源ユニットは、電力を安定して供給するために必要な機器です。Lavishの製品はリーダーを設置する位置や解錠方法を選ぶことが可能となっています。例えばドアの外側にリーダー、内側に解錠ボタンを取り付けることにより、外側で認証を行い解錠することが可能、内側からも解錠ボタンを押すことによって鍵を開けることができます。また外側と内側の両方にリーダーを設置すると、入室または退室する際にどちらも認証しないと解錠できないようにすることもできます。さらに玄関のすぐそばやインターホンの隣に解錠ボタンを設置することにより、見てすぐに施錠されているかどうかを確認することが可能となっています。このようにLavishの電気錠は非常に優れた製品ですが、電気錠といわれても正直あまりピンとこない、どんな仕組みになっているのかよくわからないという人も多いのではないでしょうか。そこで電気錠の鍵や仕組み、電気錠の種類について具体的に見ていきます。
 
◎電気錠とその仕組み
電気錠とは、文字通り電気を通すことにより作動する鍵のことを指します。電気錠は配線から電源を取ることにより可動するため、電気錠を設置するためには配線工事は必須となります。電気錠設置の作業は電気工事士という資格を所有している業者が行うルールがあり、素人が勝手に配線工事を行うと身の危険だけではなく法律にも違反してしまうため、くれぐれも注意が必要です。電気錠は基本的に本体と操作部分、制御部でひとつのセットになっています。電気錠本体にはドアノブがついているものや、鍵穴がついていないものなどさまざまな種類の製品があります。操作部分は鍵の解錠や施錠を行う部分であり、電気錠のリーダーのタイプによりカードや指紋、暗証番号などにより鍵を作動させる仕組みとなっています。電気錠の制御部分は、本体と操作部分を正常に動かすという役割のほかにも、電源の供給をコントロールするために欠かせない部分となっています。
 
◎電気錠の種類
電気錠の仕組みがわかったところで、次に電気錠の種類について詳しくご紹介していきます。
 
○暗証番号型
電気錠のリーダーのテンキーにあらかじめ決められた暗証番号を入力することで解錠をすることができます。一般的なシリンダー錠のように鍵を持ち歩く必要がないため、紛失などの心配がありません。
 
○リモコン型
リモコンキーのボタンを押すと、電気錠の制御器が電波を受け取り、ドアを解錠・施錠することができます。バッグや上着のポケットなどからそのつど鍵を取り出す必要がなく、ポケットの中からでも操作できるため使いやすく、大変便利な電気錠です。
 
○カード型
鍵の代わりに玄関に設置されたカードリーダーにICカードを通したり、カードをかざしたりすることで鍵を操作することができます。もしカードを紛失してしまったという場合でも、すぐに紛失したカードを無効化することが可能、さらに新たに再発行することができるためセキュリティ面も安全です。
 
○生体認証型
生体認証とは、人間の体の一部を使った認証方法です。最も一般的な指紋認証型の電気錠は、事前に登録しておいた指紋を機器が読み取ることにより、本人であるかどうかをチェックしてドアを解錠します。顔認証は電気錠に取り付けられたカメラに顔を映すことにより、顔の形そのものや目や鼻、口などの位置、肌の色などにより本人かどうか判別する方法です。Lavishの製品である顔認証装置T1やマスク判定・検温機能搭載RESCR-TF4Tという製品は、マスクをしていても顔認証することができる電気錠です。虹彩認証は、虹彩のシワのパターンで判別することにより認証を行う電気錠です。虹彩とは、眼球の色がついている部分のことを指していい、2歳以降は年齢を重ねてもほとんど変わらず、一卵性双生児でも違いを認識できると言われているほど、非常に高精度な生体認証方法として知られています。静脈認証は、手のひらや甲、指先などの静脈を赤外線カメラで読み取ることにより、開錠、施錠を行う電気錠です。静脈や動脈の配置はほぼ変わることはなく、ひとりひとり特長が異なるため、虹彩認証と同様に認証精度が高いといわれています。声紋認証は人の声の特徴を読み取り電気錠を解錠します。声音を利用するため、荷物で両手がふさがっていても鍵を開けることができるメリットがあります。このように電気錠にはさまざまな種類がありますが、では一般的な鍵から電気錠に変えるとどのようなメリットがあるのでしょうか。

 
◎電気錠のメリット 
電気錠にはシリンダータイプの鍵と比べると、さまざまなメリットがあげられます。
 
○鍵を持ち歩く必要がない
シリンダータイプの鍵は外出する際に鍵を持ち歩かなければならず、万が一紛失した場合、鍵を拾った人物が悪用して空き巣に入るなどのトラブルに見舞われる可能性があります。特にお子さんがいる家庭で日常的に鍵を持たせているという場合などには、いつか落として失くしてしまうのではないかと心配している親御さんも多いと思います。鍵を失くすと警察に遺失物届けを出さなければならなかったり、防犯面を考慮してシリンダーごと鍵を交換するという場合は費用がかかるデメリットもあります。しかし暗証番号型や指紋認証などの生体認証型の電気錠を設置すれば、鍵を持ち歩く必要がなくなり鍵を紛失するというリスクから解放され、安心して生活することができます。
 
 ○防犯性が高まる
電気錠を導入するメリットのひとつとしてあげられるのが、防犯性が非常に優れていることです。ほとんどの電気錠には鍵穴がないため、空き巣によるピッキングの被害を受けるという心配がなく、多くの電気錠にはオートロック機能が搭載されており、ドアを閉めるだけで自動的に鍵がかかるため鍵を締め忘れる心配がありません。
 
○遠隔での解錠や施錠が可能
会社や幼稚園などで玄関口と事務室、職員室などが離れている場合、電気錠であれば来訪者が来た際にわざわざ出入り口に行かなくても、事務室内にある解除ボタンを押すだけで遠隔操作により開錠や施錠を行うことができます。またカメラ付きインターホンの電気錠であれば、来訪者が誰であるかを確認することができるため防犯対策にもつながります。
 
○企業での入退室管理
企業は、従業員をはじめ、警備員や取引先の会社、宅配業者などさまざまな人が日々出入りをします。このような場合カード型や暗証番号型の電気錠と連動させた入退室管理システムを導入することにより、入退室者の履歴を記録したり管理を行うことが可能となります。またパソコンと連動させることで、誰が何時に入退室したという具体的な内容を把握することができるため、何らかのトラブルが起こった場合でも迅速に対応することができます。企業においては、機密情報や顧客の個人情報などさまざまな情報が管理されているケースも多く、そのような重要機密を保管しているエリアへの入退室を制限することも可能となっています。実はLavishの製品を導入することでも入退室履歴の管理を行い、Lavishのリーダーや電磁錠などの製品を組み合わせることにより、独自のシステムを構築することも可能となっています。以下ではそんなLavish製品とそのさまざまな特徴についてご紹介していきます。
 
◎Lavish製品と特長
電気錠にはさまざまな種類があり、鍵を持ち歩かない利便性やピッキングを防げる防犯性の高い錠であることがわかりました。次に住宅や企業向けのLavish製品のさまざまな特色について詳しく見ていきます。
 
○Lavishの小規模住宅向けインターホン
これから家を建てるという人や、また新たにインターホンを設置したいという人には、さまざまな住戸タイプにあったインターホンがあるLavish製品がおすすめです。Lavishのインターホンがあれば訪問者や来客があった場合にすぐに対応することができます。またLavishのテレビモニター付きの玄関集合機の製品であれば、家の中から訪問者を確認し、突然のセールスは顔を合わせることなくスムーズに断ることができます。Lavishには2住戸用の集合玄関機であるV-CA2の他にも、3住戸用集合玄関機のV-CA3、4住戸用集合玄関機のV-CA4などがあり製品のラインナップが非常に充実しています。居室モニターであるLavishのV-M1や集合玄関機の子機であるLavishのV-K1などの製品と組み合わせることにより、室内から玄関の電子錠や門に設置した電磁錠を開錠することも可能となっています。Lavishの製品は暗証番号型やカードリーダー型の電気錠の設置も行うことができ、自動ドアと組み合わせることや静止画や動画を録画して保存することも可能です。
 
○LavishのセキュリティゲートGATE4
Lavishのゲート型の製品であるGATE4は、ゲートが開くスピードは最小0.4秒となっており1分間で最大50人が通行できるため、毎日多くの方が出入りする企業などに向いています。Lavishの製品であれば、ゲートの開く速度を調整することも可能となっています。またゲートを通行する方向については、Lavishであれば片側通行や双方通行どちらにも設定することができるため、人の流れを妨げることもなくスムーズにゲートを通ることができる製品となっています。認証方法については、Lavishのカードリーダーでの認証はもちろん、QRコード認証や顔認証などの生体認証などの製品にカスタマイズすることも可能です。
 
○Lavishの顔認証装置T1
マスクのままでも顔認証でき、ディスプレイに体温が表示されるのがLavishのT1という製品です。この製品は検温時にマスクを着用していない方がいた場合には、着用を促す音声が流れ知らせます。またLavishは高温とする体温の設定を自由に行うことができ、高温と判定された場合には、画面上に赤で数字が表示され見た目も大変わかりやすくなっています。そのほかにも高温設定した体温を越えた場合、Lavish製品にはアラームやLEDランプで知らせる機能も搭載されていてとても便利です。Lavishであれば検温する際に体温計に触れる必要がなく衛生的であり、自身で体温測定を行うことができるため検温するための人員削減につながることも製品の大きなメリットのひとつとしてあげられます。
 
○Lavishのマスク判定・検温機能搭載RESCR-TF4T
マスクをする機会が多い近年、マスクをしたままでも顔認証することが可能な製品がLavishのRESCR-TF4Tです。Lavishの顔認証であれば機器に直接触れる必要もないため、非常に衛生的な製品となっています。Lavish製品であるRESCR-TF4Tであれば3,000人まで登録することができ、履歴については100万件まで保存することが可能です。Lavishはマスクの検知を有効にした場合、マスクをしていないと音声でマスクの着用を促してくれます。またLavishには検温機能も搭載されており、ユーザー登録していない方の検温を計ることもでき、高温とする体温の設定もさまざまなシチュエーションに合わせて行うことが可能となっています。Lavishは顔認証の登録をする際に写真での登録も可能ですが、認証する際には本人が認証しなければならないためセキュリティ面でも安心です。認証履歴はLavishの製品本体に保存されるため、都度パソコンに記録する必要はありません。Lavish製品本体の認証履歴のデータをパソコンに移したい場合には、製品本体にUSBを差し込むだけで簡単にデータを取得できるため、Lavish製品をパソコンに接続するという手間もかかりません。
 
○用途に合わせてカスタマイズできるLavishのキオスク端末製品
市役所などの公共機関や、病院店舗などでの順番待ち、飲食店の注文システムやチケット発券などさまざまな場面で利用できるのが、Lavishのキオスク端末製品です。Lavish製品であれば、どのような場所でどのように使用したいかというそれぞれの目的に合わせてシステムを構築することが可能となっており、LavishではWindows端末を使用してシステムを作成しているため、各々で後からシステムをカスタマイズすることもできます。Lavishでの認証方法はカードリーダーまたはQRコード認証から選択することができ、Lavish製品であれば、順番待ちの番号やQRコードのチケットなどをサーマルプリンターから出力することも可能です。


 
○Lavish製品による入退室履歴管理システム
企業など人の出入りの多い場所には、最大で20,000人もの入退室管理が可能なLavish製品の入退室履歴管理システムが向いています。Lavishは入退室履歴を管理できるだけではなく、限られた人だけ出入りを許可したいという場所には、使用者ごとに入退室可能な時間帯や日時、曜日などを指定することも可能となっています。またLavish製品であればリアルタイムで使用状況を確認し管理することもでき、ネットワークを利用することにより、離れた場所からでも遠隔で開錠や施錠を行うことも可能です。Lavishの認証方法はカードや暗証番号、顔や指紋などの生体認証、1度に複数人認証する方法も選択することができ、FeLiCaや交通系のICカードを使っての開錠も可能となっています。さらにLavish製品であれば、インターホンと連動させたり電話をかけることにより開錠や施錠を行うことも可能であり、解除ボタンがLEDにより光るため離れた場所からでも作動したかどうかチェックすることができます。Lavishの製品は玄関はもちろん、屋外にある門扉や室内ドア、キャビネットの扉などにも取り付け可能となっています。さらにセキュリティ性を高めたいという場合には、ある一定の条件が揃わないとシステムが作動しない仕組みとなっているインターロックや、入室した際の記録がないと退室することができないアンチパスバックの導入もLavish製品であれば対応ができます。
 
◎Lavish製品の導入事例
Lavishには一般的な戸建ての住宅からマンションや、企業や病院、グループホームなどの施設、幼稚園や公共機関などさまざまな場所で活用できる製品を幅広く取り扱っています。
 
○幼稚園の既存の門扉にLavish製品を導入
ある幼稚園では、園児の飛び出しなどによる事故を防ぐために、園の門の外側にLavishのリーダーRESCR-SKX5EHM、内側にLavishの解除ボタンEX3、Lavishの電磁錠LOEW-B18OLを導入しました。Lavish製品のリーダーRESCR-SKX5EHMには防水加工が施されているため屋外にも設置可能であり、LavishのリモコンのテンキーにはLEDライトが付いているため、暗くなっても見やすくなっています。門の中心に取り付けられているLavishの電磁錠LOEW-B18OLも防水仕様となっており、機器の鋭利な角の部分にクッションを巻くことで、万が一子供がぶつかってもケガをする心配がありません。Lavishの解除ボタンEX3を子供の手が届かない高い場所に設置すれば、いたずらによる製品の誤作動を防ぐことができます。幼稚園の職員が門を開ける際には、Lavishであれば開錠方法としてカードタイプか暗証番号タイプかのどちらかを選択することができ、Lavishのカードタイプの製品は登録したカードのみしか使えないため、防犯性が高めることができます。保護者や来訪者が来て門を開けなければならない場合には、インターホンで呼び出しを行い、室内で職員が応対した後Lavishのリモコンによる遠隔操作で門の鍵を解錠でき、帰る際には門の内側に設置されているLavish製品の解除ボタンを押して、外に出ることが可能です。
 
○新規に開園した幼稚園にLavish製品を導入
新しく開園した幼稚園に、よりセキュリティ性を高めるため玄関の外側にLavishのリーダーRESCR-SKX5EHMを、玄関の内側にはLavishの電磁錠LOE-A280LTBをLavishの取付金具BRA280ZLCを使い設置し、Lavishの通電金具と解除ボタンなどの製品を導入しました。LavishのリーダーのRESCR-SKX5EHMはカードか暗証番号で解錠でき、この製品にそれらの情報を登録することも可能となっています。Lavishの製品である電磁錠LOE-A280LTBは非常に耐久性に優れているのが特徴で、取付金具を使用することにより外側から機器が見えなくなるため、見た目もスマートになります。Lavishの解除ボタンは押すだけで誰でも簡単に鍵を開けることができ、衛生面が気になるという場合には、手をかざすだけで解除できる非接触型ボタンの製品もあります。Lavishの通電金具の製品を利用すれば配線を隠せるだけではなく、ドアを開閉した際に線を挟み込んでしまい断線するリスクを避けることができるというメリットもあります。職員や保護者が幼稚園内に入る場合には、あらかじめ登録したカードか暗証番号で鍵を開けることができ、解錠後は自動的に施錠されるオートロックシステムとなっているため、子供の飛び出し防止にも役立つ製品となっています。Lavish製品であれば来訪者があった場合にはインターホンで応対し、開錠する際にはわざわざ玄関まで行く必要がなく遠隔操作で行うことができます。


○病院へLavish製品の顔認証を導入した事例
この病院では以前は指紋認証の製品を採用していましたが、入退室管理システムのリニューアルをきっかけとして、院内の自動ドアの内側と外側の両方に登録可能人数2,000人のLavish製品の顔認証リーダーRESCR-TF1を、加えてLavish製品の電源ユニットTOSR-PI5Aを導入しました。このことで看護師や医師がドアを開錠または施錠する際に、いちいち着用している手袋を取らなければならないというわずらわしさから解放され、非接触での衛生的な入退室が可能となりました。Lavishの製品であるリーダーRESCR-TF1は、登録したデータを迅速に他の機器へ移すことが可能であり、パソコンを利用すれば病院職員の登録や入退室履歴の管理を行うことができます。実際にLavishの製品を導入したこの病院でも、警備室内に電源装置を設置してノートパソコンにより顔認証機器の履歴の取得やユーザー登録を行っています。またLavishの製品であれば、パソコンを使わなくてもUSBによる登録データのコピーや、設定したデータのバックアップを取ることも可能となっています。さらにLavish製品のリーダーRESCR-TF1はこれまでのシステムに組み込むこともでき、認証するスピードは0.18秒と非常に早く、約3.5m離れた場所からでも認証可能です。Lavishの写真での登録も可能ですが、写真での認証は拒否することができるため防犯面でも安心です。
 
○マンションのオートロックエントランスへLavish製品を導入した事例
某マンションの既存のオートロックのエントランスへ、超小型で重力わずか20g、防水加工も施されているLavish製品のカードリーダーRER-NZ5M、Lavishの制御器COS22、Lavishの電源ユニットTOSR-BY5Aを導入しました。Lavishのカードであれば個別登録が可能であるため、万が一紛失した場合にも迅速に対応し、起こりうるトラブルを未然に防ぐことができます。またカードの追加が必要になった際にも、Lavishカード製品であれば一般的な鍵より簡単にしかもコストを抑えて発行することができるのもLavish製品導入のメリットであると言えます。Lavishの制御器COS22を使用することでこれまでのオートロックシステムとの連携が可能となり、Lavishの電源ユニットTOSR-BY5Aはバッテリー搭載可能な機器であるため、突然の停電などのトラブルに見舞われた際にも最大で約40分間システムを作動させることができます。
 
○企業へLavish製品の電磁錠を導入した事例
ある企業の内開き扉にLavishの屋外認証リーダーRESCR-SKX5EHM、Lavishの電磁錠LOE-A280LTB と、Lavishの電磁錠取付金具BR-A280-ZLCを導入しました。室内からの解錠をLavishのセンサータイプの解除ボタンで行うことにより、荷物などで両手が塞がっていてもセンサーの前を通るだけで扉を開けることが可能となり利便性が高まりました。また3、4階にはLavishのLED搭載の解錠ボタンEX-2を設置することにより、各階から扉の施錠や開錠をLEDの光により確認することができるようになり、インターホンの近くにLavishの解除ボタンを取り付けることで呼び出しを受けてからの対応がスムーズに行えるようになりました。さらにLavishの電源ユニットCOA-22とPOSR-BY5Aを取り入れることにより、パソコンからの遠隔操作による解錠や施錠はもちろん、従業員の入退室の履歴を確認し管理したり、スケジュール設定なども可能となっています。Lavishの制御器は電源ボックスに、Lavishの制御リレーCRHL-4は電源ボックスの横の箱に納めることにより、見た目もすっきりしました。
 
○グループホームへのLavish製品の電気錠を導入した事例
障がい者向けのグループホームの2ヶ所の玄関ドアの内側と外側へLavishの屋外認証リーダーRESCR-SKX5EHMを、内側にLavishの電磁錠LOE-A180LをLavishの電磁錠取付金具BR-A280-ZLCを導入、加えて遠隔操作も行えるようにLavishの解除ボタンEX-2を設置しました。電磁錠のコードはドア枠を通してLavishの電源ユニットPOSR-BY5Aに全て納めたため、見た目もすっきりしています。Lavishの電磁錠LOE-A180Lは一定時間が経過してもドアが開いたままの状態であったり、ドアを無理にこじ開けようとするとアラームが鳴り知らせてくれます。さらにLavishの製品であれば災害時に停電などが起こった際に自動で開錠される仕組みとなっているため、室内に閉じ込められるという心配もありません。Lavishの製品は屋内から開錠する際にも認証を必要とするようにしたり、ドアを閉めると自動的に施錠させることも可能となっています。このようにさまざまな状況に合わせてLavish製品を組み合わせたり、新たなシステムを構築するなど柔軟な対応を行うことができることも、Lavish製品導入のメリットであるといえます。
 
○新規にオープンする店舗へLavishの電気錠を導入した事例
新規にオープンする兵庫県にある店舗に、登録可能人数600人、カード認証や指紋認証に対応している呼び出しボタン付きのLavishのリーダーRESCR-SKX6EHMを採用。Lavishの呼び出しチャイムDC-1と接続することにより、リーダーのチャイムボタンを押すと店内にチャイム音が聞こえるようにしました。Lavishのリーダー部分には装飾加工が施されているため、店舗の雰囲気を損なうこともありません。またLavishの解除ボタンEX-2はLEDが光るため、離れた場所からでも解錠したかどうか一目でわかるようになっています。店舗の玄関部分にはLavishの本締錠LOB-G1DLOTと、Lavishの本締錠用面付取付BOXBR-G1-Aを取り付け、Lavishの電源ユニットPOSR-BY5Aは奥座敷の欄間の部分に隠し、外からは見えないように工夫しています。
 
◎まとめ
電気錠には暗証番号型や指紋認証などの生体認証型などさまざまな種類があり、一般的な鍵と比べて防犯性を高めることができる、遠隔で操作が行えるなどさまざまなメリットがあります。特に株式会社エナスピレーションの開発した、高性能で耐久性に優れた電気錠のLavishの製品は、さまざまな状況に合わせてリーダーや電磁錠などを組み合わせることで企業などでの入退室履歴管理はもちろん、幼稚園などでの園児の飛び出し防止や防犯対策、病院などでの人の出入りの管理や顔認証導入による衛生面の強化などが可能となり、さまざまなニーズに応じてカスタマイズすることもできます。このようにLavishの製品はさまざまな免で非常に優れているため、これから電気錠を導入したいと考えている方や既存のオートロックシステムなどにLavish製品を取り入れたいと考えている方は、カギ舎までお気軽にご相談ください。
 

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