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防犯・トピックス

電気錠と電子錠

玄関の防犯においては、さまざまな対策をしている家庭が多いと思いますが、実際どのようなカギが防犯対策に効果的かわからないという人も多いのではないでしょうか。玄関カギはシリンダー錠といわれる従来のカギから、カードキーやスマートフォンで開錠する最新のカギまでさまざまなタイプが存在しています。なかでも防犯対策として注目されているのが電子錠や電気錠といったキーレスタイプの玄関ドアのカギです。カギを持ち歩く必要がないため、カギをなくしてしまい家に入れないといったリスクは低く、従来のタイプのカギのように鍵穴が存在しないことから、ピッキングされてしまう心配もありません。そのため防犯性能が高いというのが電子錠・電気錠の大きな魅力です。今回は、住宅のカギの種類から電子錠・電気錠の種類やメリットやデメリットまで詳しくご紹介します。

◎玄関ドアのシリンダー錠の種類

玄関ドアのシリンダー錠とは、シリンダー部分のカギ穴にカギを差し込んでカギを施錠したり解錠したりするものです。シリンダー錠と一口にいっても、通常のドアノブのタイプのものからハンドルレバー式のタイプのものまで、さまざまなタイプのシリンダー錠が存在しています。シリンダー錠のカギ穴は縦になっているものと、縦型のシリンダー錠から防犯性能を高めた横型のタイプのカギ穴のシリンダー錠があります。従来の縦型のシリンダー錠に比べて内部構造が複雑になっているため、ピッキングのリスクは減少し防犯性能は向上しています。シリンダー錠にはいくつか種類が存在していますので、ご紹介していきます。

〇ディスクシリンダー

こちらのディスクシリンダーは、カギがギザギザしていてカギ穴がくの字になっているタイプのシリンダー錠です。古い物だと1950年代頃、1970年代をピークに多く製造され出回っていました。構造と部品の名称としては後述するロータリーディスクシリンダーに似ていますが、ディスクシリンダーの場合、タンブラーのみで内部が構成されており、タンブラーの溝が合うことでカギが開く仕組みとなっています。以前は、普及率は高かったため多くの玄関ドアで見かけましたが、現在の最新のカギに比べると防犯性能は低くピッキングをされてしまう可能性が高いため、現在では減少傾向にあります。

〇ピンシリンダー

シリンダー錠のなかにピンと呼ばれる部品が搭載されており、カギを差し込んでピンの位置まで押し上げることでカギが回る仕組みとなっています。ピンに関しては、バネによって移動する仕組みとなっています。ピンシリンダーはただ押し上げるだけではカギは開かず、ピンは上下で分かれているのでその境目がきちんとパズルのように合わないとカギは開きません。ピンシリンダーはピンの数が多くなれば多くなるほど、ピッキングのリスクが低くなり防犯性能が高くなります。そのため、防犯性重視でピンシリンダーに交換する場合は、ピンの数が多いものを選ぶとより安全です。

〇ディンプルシリンダー

仕組みとしてはピンシリンダーと同様で、カギを差し込んでピンを押し上げて開けるタイプです。ただし、ピンシリンダーと違うのが、ピンシリンダーのピンは1列だけなのに対し、ディンプルシリンダーは3列の製品や5列の製品なども存在します。ピンの本数が多い種類の製品もあるため、よりピッキングのリスクが軽減し防犯性能が向上しています。

〇ロータリーディスクシリンダー

ピンシリンダーやディンプルシリンダーは、ピンの動きによってカギの開け閉めを制御していましたが、ロータリーディスクシリンダーの場合はロッキングバーと呼ばれる部品によって、カギを開け閉めする仕組みとなっています。

カギを差し込んで回すことによってタンブラーという部品が動き、タンブラーのみぞ部分にロッキングバーが入り込むことでカギが開く仕組みとなっています。ピン部品がロッキングバー部品に変わったことで、ピッキングのリスクが減少しています。

◎電気錠とは

電気錠とは電気によって動作をするタイプのカギとなります。電気によって動作をしているので電子錠のように電池切れの心配もなく、面倒な電池交換の手間もありません。電気錠の寿命は一般的には約7年とされていますが、人の出入りが激しい玄関ドアに関しては、この年数よりも早く寿命を迎えてしまう可能性もあります。電気錠は電気によって動作することから、玄関ドアの電気錠に通電をするために配線工事をする必要があるため、電気錠本体の費用だけでなく、工事費用もかかってきます。家の構造によってはまれに配線工事が困難な場合もあるため、電気錠を設置する際は家や玄関ドアの状況をよく確認する必要があります。

◎電子錠とは

電子錠は電池を使用して玄関ドアのカギを開けたり閉めたりするタイプです。電気錠と同様、カギ穴の存在する一般的なカギとは異なりカギ自体を持ち歩く必要がありません。電子錠は、電池を使って解錠する仕組みとなっています。製品によっては両面テープで貼り付けるタイプや、ドライバーだけで取り付けをするものもあります。電子錠は電池で動くので、万が一電子錠の電池が切れてしまい家に入れなくなってしまった場合でも、コンビニ等に電池を買いに行けばすぐに電池を交換して電子錠を復旧させることが可能です。



◎電気錠・電子錠の種類

電気錠や電子錠とひとことで言っても実はさまざまな種類があります。
○カードキー

企業やホテルなど防犯対策に力を入れているところに採用している電気錠・電子錠のひとつがカードキーで、カードタイプとなっているカギのことを言います。カードキーの磁気テープやICチップ、バーコードに暗証番号などがあらかじめ登録されているため、センサーにカードキーをかざしたり差し込むことで、電気錠・電子錠の施錠や解錠が行える仕組みとなっています。マンションなどの場合は、電気錠・電子錠のカードキーのスペアを作成するためには管理会社などの許可が必要となり、一般的なカギの業者でも複製が困難であること、ピッキングなどでは解錠できない仕組みとなっているため、非常にセキュリティが高いことがメリットとして挙げられます。また電気錠・電子錠は玄関のドアが閉まると同時にカギが閉まるオートロック式となっているため、玄関のカギを閉め忘れるということもありません。さらに電気錠・電子錠のカードキーであれば、財布やパスケースに入れて持ち運ぶこともできるため、カギをどこかに置き忘れてしまうリスクも少なくてすみます。
○暗証番号キー

玄関ドアに付いているタッチキーに暗証番号を入力することにより、玄関を解錠する電子錠・電気錠になります。カギを持ち歩く必要がないため鍵を失くすトラブルを防ぐことができ、家族で暗証番号を共有すれば合鍵を作る必要がなく、ピッキングなどによる被害を避けることができます。また暗証番号を定期的に変更すれば、さらに高いセキュリティ性を保つことが可能な電気錠・電子錠となっています。
○生体認証キー

生体認証キーとは、指紋などの生体情報により本人確認を行い、玄関ドアを解錠する電気錠・電子錠です。最近はその防犯性の高さから企業などだけではなく、マンションや戸建てに導入されている所も多く見られます。電気錠・電子錠では比較的一般的な指紋認証などのほかにも、顔や目の虹彩、音声による声紋、静脈などの血流などを利用するシステムもあります。生体認証キーにおいては、マンションなどの入居者の場合、エントランスにあるセンサーに体の一部分を近づけるだけでドアを解錠でき、わざわざカギを取り出したり差したりするという手間が省けるというメリットがあります。一言で生体認証錠と言っても、先程述べたようにさまざまな種類の電気錠・電子錠が存在します。
〇指紋認証キー

指紋認証キーは、指紋をあらかじめ登録しておくことによりセンサーに指紋を読み込ませ、玄関の施錠や解錠を行う電気錠・電子錠です。指紋はひとりひとり異なり、登録者以外はカギを開けることができないため、大変防犯性に優れている電気錠・電子錠であると言えます。また従来のカギであれば紛失してしまった場合、家に入ることができなくなったり、誰かにカギを拾われて悪用されてしまうという可能性がありますが、指紋認証キーであればカギをなくす心配もなくカギを取り出す必要もないので安心です。空き巣の手口のひとつとして、ドアのカギ穴へ工具を差し込んで解錠するピッキングという方法がありますが、電気錠・電子錠の指紋認証キーの場合はそもそもカギ穴が存在しないため、防犯性はかなり高いといえるでしょう。

〇顔認証キー

顔認証キーは、自分の顔を登録することにより目や鼻、口などの位置や特徴、大きさを元に照合を行い、玄関ドアのカギを解錠する電気錠・電子錠の生体認証キーです。メイクしたり汗などをかいたりしていてもしっかり反応するというメリットもあり、電気錠・電子錠の解錠時に顔を一度照合すればその顔の画像をデータとして保存できるものもあるため、なりすましでの入室などを防ぐことができます。またカメラが映し出す画像で照合する、非接触型の生体認証キーの電気錠・電子錠であるため衛生面でも安心です。
〇虹彩認証キー

虹彩とは、黒目の内側にある瞳孔の周囲の部分を指します。指紋と同様に虹彩の模様も人により異なり、一生のうちでほとんど変わらないとされており、角膜に覆われているため損傷しにくい部位でもあると言われています。そんな虹彩を利用する電気錠・電子錠である虹彩認証キーは、自分の目をカギの代わりにして玄関ドアを解錠する生体認証キーです。同じ人物であっても左右の目により虹彩は異なるため、非常に防犯性が高い電気錠・電子錠であると言えるでしょう。
〇静脈認証キー

静脈認証キーは、あらかじめ静脈の模様を登録しておき、手のひらや指の静脈を利用して本人確認を行い、玄関の解錠を行う生体認証の電気錠・電子錠です。静脈は比較的皮膚に近い場所を流れており、静脈の赤血球は特定の近赤外線を吸収しやすく、センサーにも反応しやすいと言われています。電気錠・電子錠における静脈認証では、体内の血管を利用するためコピーするということはほぼ不可能に近いとされており、非常にセキュリティレベルが高いため銀行のATMなどにも採用されている、優れた電気錠・電子錠システムです。
〇声紋認証キー

人間の声は、さまざまな周波数の音波を組み合わせることにより成立しています。そのため似たような声に聞こえても実はひとりひとりその周波数が異なっており、それを声紋と言います。電気錠・電子錠における声紋認証キーとは、そんな人の発声器官からの声の特徴を読み取り、個人を特定する生体認証キーのひとつであり、自分の声をカギの代わりにして電気錠・電子錠の玄関ドアを解錠する仕組みとなっています。そのためカギをわざわざバッグや上着のポケットなどから取り出す必要がなく、また荷物などで両手が塞がっている場合でも利用できるなどといったメリットがあります。

○リモコンキー

車のカギなどにも多く見られるリモコンキーは、リモコンから発する電波によりドアの開錠をすることが可能となっている電気錠・電子錠です。リモコンキーは電池で作動する電子錠であるため自分で電池交換することが可能となっています。交換方法はリモコンの部分を開きボタン電池を交換するだけでいいので簡単に行うことができますが、自分で交換することに不安があるという人は、カギの専門業者などに電気錠・電子錠の交換を依頼するといいでしょう。

○タッチキー

リモコンキーをバッグやポケットなどに入れておけば、わざわざ取り出す必要もなくドアに付いているボタンを押すだけで解錠することができるのがタッチキーです。電子錠であり電池式ですので停電の場合にも問題なく使え、キー付きタッチキーであれば万が一電池が切れても内蔵されている手動キーで解錠することができるため大変便利です。

○スマートロック

スマートロックは、ICカードやキーパッド、スマートフォンの専用アプリのWi-Fi機能などを使用してドアの施錠などが可能となっている電気錠・電子錠です。一般的にスマートロックにはオートロック機能が搭載されており、ドアが閉まれば自動的に施錠することができるため、カギを閉め忘れる心配がありません。またスマートフォンの場合は外出先からでも操作できるため施錠状況をチェックしたり、家族が先に帰宅する場合にはワンタイムパスワードを設けて一時的に開錠することも可能となっています。さらにアプリ上に施錠履歴が残るため、誰が解錠や施錠したかも確認できるため便利です。後付けタイプのスマートロックの場合はこれまで使用していたカギとの併用もできるため、スマートフォンの充電が切れてしまったなどというトラブルが起きた場合、通常通りカギを使い解錠することができます。

◎電気錠や電子錠のメリットとデメリット

次に電子錠・電気錠のさまざまな機能やメリットとデメリットについてご紹介していきます。

○電気錠や電子錠のメリット

一般的なシリンダーキーなどと比べて、電子錠・電気錠には物理的なカギを必要としないタッチキーや指紋認証キー、暗証番号キーなどさまざまなタイプがあるため、カギを紛失する心配がなく従って拾われ悪用される不安もないため安心です。また無理に玄関をこじ開けようとしたりすると警報アラームが鳴ったりするものもあります。暗証番号タイプの電気錠や電子錠の場合、ある一定回数入力を間違えるとロックが作動してドアが開けられなくなるなど、不正解錠を防ぐことのできる機能がついた電気錠や電子錠も多くあります。このように飛躍的に防犯性が高まるのも電子錠・電気錠設置の大きなメリットのひとつであると言えるでしょう。小さい子どものいる家庭などやひとり暮らしの場合、このような電気錠や電子錠のシステムは防犯面でも安心です。さらに電子錠・電気錠タイプのキーにはカギ穴が必要ないため、ピッキングのリスクを避けられます。会社関係やマンションなど人の出入りが多い場所に電子錠・電気錠を設置すれば、どんな人物や業者など誰がいつ入退出したかということを記録して管理することができるため、不審者の侵入を未然に防ぎ、社員の安全を守ることができます。電子錠・電気錠のなかには会社の勤怠管理と連動させスマートフォンやパソコンにより入室や退出を管理することができるものもあるため、電気錠や電子錠を設置すれば防犯面でも万全です。


 

○電気錠や電子錠のデメリット

電気錠や電子錠の設置されているドアはオートロックである場合がほとんどなので、電気錠や電子錠のデメリットとしてまず閉め出しを思い浮かべる人も多いでしょう。ホテルに宿泊した際などにカードキーを室内に置いてきてしまい、閉め出された経験をしたことがある人もいると思います。電気錠や電子錠の暗証番号キーや生体認証キーで玄関を解錠するタイプの場合は特に問題はありませんが、カードキーなどの場合、カギを持たずにドアを閉め外出してまうと家に入れなくなってしまうため注意が必要です。家族がカードキーを持っている場合は帰宅を待って開けてもらったり、マンションなどの賃貸であれば管理会社に連絡してみましょう。ひとり暮らしの場合は鍵屋に電話してみるといいですが、最近のカギは防犯性の高いものが多いため、解錠できる場合とカギを壊さなければ開けられない場合があるようです。電気錠や電子錠を壊さなければならないという場合には修理費が高いこともあるため、事前に鍵屋にかかる費用を確認することをおすすめします。

◎電気錠・電子錠のトラブル

一般的なカギに比べてさまざまなメリットのある電気錠や電子錠ですが、長年使用していると電気錠や電子錠でも予期せぬトラブルに見舞われることがあります。そこでここではよくある電気錠や電子錠のトラブルについて詳しくご紹介します。

○電気錠のトラブル

電気錠は電気の配線工事が必要であり、作動させるためには電気錠に常に通電させておかなければならないため、停電をしてしまうと玄関ドアの開閉ができなくなってしまいます。そんな心配がある場合には、万が一の場合に備えて予備電源機能のついている電気錠を選ぶと良いでしょう。停電以外でカードキーや暗証番号を使用してもドアが反応しないという不具合が発生した場合には、カードの破損や気づかないうちに暗証番号をリセットしてしまった可能性が考えられます。特にカードは熱に弱いという弱点があるため、真夏に車内に長く置いたままにしているとカードキーが磁力を失ってしまい、作動しないというトラブルが起こる可能性があるため注意が必要です。また近年は大雨などによる浸水など自然災害が多く発生しており、水没による電気錠の断線の不安もあるため、非常用のシリンダーを準備しておくといいでしょう。なお経年劣化などの理由により電気錠の修理や交換などが必要となった場合には、けして自身では行わず、専門知識を持っている鍵屋などに電気錠の修理を依頼するのが1番確実です。

○電子錠のトラブル

電子錠は電気錠とは異なり電池で動いているため、外出をした際などにリモコンキーなどが電池切れになってしまうと玄関のドアを解錠できなくなってしまい、家に入れなくなってしまうという可能性もあります。そんな場合に備えて、電子錠のなかにはリモコンなどの電池の残量が残り少なくなってくると通知により知らせてくれるタイプの商品もあるため、そのような電子錠を選ぶと安心です。電子錠のスマートロックはWi-FiBluetoothを使用して玄関ドアのカギを施錠するため、スマートフォンの充電が切れたり一時的な通信状況の悪化により使えなくなる場合もあるため注意が必要です。そんな場合には他の家族に遠隔操作して解錠してもらったり、電子錠を販売しているメーカーのサポートセンターに連絡をしましょう。もしそれでもつながらないようであれば、鍵屋などの専門業者に連絡するといいでしょう。電子錠は電気錠のように配線工事が必要ないため、自分で電子錠を購入して取り付けようとする人もいるかもしれません。しかし、ホームセンターで購入したりインターネットで取り寄せた電子錠が自宅の玄関のタイプに合わないため電子錠の設置ができないというケースもあるため、事前にきちんと設置可能な電子錠のタイプを確認しておき、それぞれの玄関ドアのタイプに合った電子錠を選択するようにしましょう。電子錠の設置について自信がないという人は、カギの専門業者に電子錠の交換などを依頼することをおすすめします。

 

◎電子錠・電気錠の寿命

玄関ドアに使っている電気錠や電子錠は、定期的にメンテナンスをしているにも関わらず、いずれは経年劣化していきます。電気錠にはあらかじめ耐用年数や保証期間などが定められています。防犯錠の品質規定などを行う「日本ロック工業会」のガイドラインよると、電気錠の耐用年数は7年と定められています。これは、定期的な電気錠のメンテナンスを行った上で電気錠を安全に使用できる期間を表しています。つまりこの期間を経過した電気錠は取り替えを検討する必要性があり、長くみても10年以内には電気錠を交換することが防犯上の観点からも必要であるとされています。またマンションや会社など、人の出入りが多い場所など日々使用する機会が多い電気錠の場合は、電気錠の使用年数が7年未満であっても、早い時期の交換が必要となるということもしっかり念頭においておきましょう。一方で電子錠については特に耐用年数について定められていませんが、電子錠も電気錠と同様であると考えておいた方が良いでしょう。電気錠の保証期間はガイドラインで1年と定められており、電子錠についても各メーカーがこれに準拠する形となっています。

◎電子錠・電気錠の専門業者

電気錠や電子錠の経年劣化や不具合による交換や修理は、カギの専門業者などに依頼するのが最も確実で安全な方法ですが、電気錠や電子錠の交換を依頼する業者を選ぶ際には、悪質な業者に当たらないように注意しておく必要があります。まずはインターネットなどで電気錠や電子錠の交換に対応してくれる業者を探し、一度電話してみるのがおすすめです。丁寧な電話対応を徹底している所が多いですが、電話対応が丁寧ではない業者の場合は、社員教育が徹底されていないことが考えられるため、業者に電話をする際には電気錠や電子錠の交換に対応してくれるかどうかなどを質問してみて、担当者の対応を確認しましょう。またホームページ上に、その業者について住所や従業員数などさまざまな情報が正確に記載されているかどうかも、電気錠や電子錠の交換を依頼する業者を選ぶ際には大切な基準となってきます。なかにはそもそも会社情報の記載自体が見当たらない不審な業者もあるため、電気錠や電子錠の交換や修理などの重要な依頼をする際には、しっかりとチェックしておきましょう。電気錠や電子錠の取り付けや交換を行う業者は、料金設定が分かりやすい所を選ぶことも重要となります。ただし電気錠や電子錠の取り付け料金が安いかどうかということだけに注目するのではなく、そこに出張費や作業費も含まれているのか、それとも別に請求されるのかどうかという点をしっかりチェックしておきましょう。カギの業者のなかには、電気錠や電子錠の交換にかかる費用をなるべく抑えられるか教えてくれる親切な所もあり、そういった所は電気錠や電子錠について安心して依頼できる業者であると言えるでしょう。悪質な業者の場合は、利益を少しでも上げるために高額な費用を請求しようとするため十分に気をつけるようにしてください。業者に電気錠や電子錠の交換を依頼した後、急にキャンセルになってもキャンセル料が発生しない所を選ぶのも大切なポイントです。急な予定が入り電気錠や電子錠の交換の依頼をキャンセルしなければならないという可能性は誰にでもあります。電気錠や電子錠の交換を依頼する際には、事前にキャンセル料の有無についてきちんと確認しておきましょう。また、取り付け後に製品の保証が設けられているかどうかを確認することもとても大切です。電気錠や電子錠の取り付けの際にどの業者を選べばよいか迷った際には、2年間など一定期間内は無料で対応してくれるアフターフォローがしっかりしている業者を選ぶことをおすすめします。



◎電気錠と電子錠の選び方

電気錠・電子錠の選び方については、戸建てに住んでいるか、またマンションやアパートなどの集合住宅に住んでいるかによって電気錠と電子錠のどちらを選ぶかの基準が異なります。例えば賃貸の建物の場合は、電気錠の設置に欠かせない電気の配線工事をオーナーの許可なく個人で勝手に行うことはできません。万が一、勝手に電気錠の工事をしてしまうと契約違反となり、違約金を支払わなければならない可能性もあるためくれぐれも注意しましょう。一方の電子錠は電気工事が不要なため大がかりな工事は必要なく、簡単に取り付けできるので大丈夫だと思われがちですが、電子錠の場合でも電気錠同様に賃貸物件で勝手に取り付けたりカギを交換することは契約違反となり、後々のトラブルにつながる恐れがあるため、事前に管理会社やオーナーの許可をとるようにしましょう。持ち家の戸建ての場合は電気錠でも電子錠でもどちらも設置可能ですが、電気錠を選んだ場合は配線工事が必要になってくるため、電気錠の施工期間は何日程度かなど、施工前に電気錠の専門業者に確認しておきましょう。電子錠については電気配線工事が必要ないため、比較的短時間で取り付けを行うことができます。また電気錠と電子錠ではかかる製品の料金や施工代などのコストが異なるため、事前に見積もりをとっておくことをおすすめします。電気錠や電子錠は、従来のシリンダー錠が不要にも関わらず非常に防犯性の高い鍵で、近年ではオフィスや病院などの施設だけでなく、一般住宅でも電気錠・電子錠を採用するケースが増えています。持ち家か賃貸か、一戸建てかマンションかなど、住んでいる家のタイプに合わせて、電気錠か電子錠どちらにするか選択すると良いでしょう。

◎まとめ

今回は一般的なシリンダー錠といわれるカギの種類から、電気錠や電子錠のメリット・デメリット、電気錠や電子錠のトラブルや寿命などについて詳しくご紹介しました。電気錠・電子錠にはさまざまな種類があり、防犯面を強化する上でメリットが非常に多いのが特徴です。スマートフォンやカードキー、暗証番号錠など、電気錠や電子錠の解錠方法はさまざまなので、各家庭にあった解錠方法を選ぶことをおすすめします。また賃貸物件の玄関ドアに電気錠や電子錠を取り付ける際には、管理会社やオーナーに事前に相談して了承を得てから取り付けるようにしましょう。


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