◎杉並区の街並み

杉並区は東京都23区の西側に位置しており、東は中野区や渋谷区、西は三鷹市や武蔵野市、南は世田谷区、北は練馬区と隣り合っています。

杉並区の地名の由来は青梅街道に沿って植えたと言われる杉並木があったことに始まりとされています。杉並木は明治前になくなってしまいましたが、「杉並」の名は残り村名から町名、そして現在の杉並区となっています。

杉並区の人口は全体で558,104人、うち男性が267,470人で女性が290,634人となっています。また杉並区は男性8,212人、女性8,393人の合計16,605人が外国人で、外国人が多く住む街としても知られています。

◎杉並区の犯罪状況

杉並区の治安は23区のなかでも粗暴な大きな事件は少なく治安の良い街と言われています。杉並区は単身だけでなく子育て世代や高齢者にとって大変住みやすく人気の高いエリアですが、一方で杉並区は毎年自転車の盗難が多い傾向にあるため自転車を乗り降りする際は、毎回手間でもしっかりカギをかけるなど防犯対策を行うようにしましょう。また、杉並区では事件や事故を防ぐための防犯対策や情報開示として、杉並区で発生した犯罪の情報や子どもの安全を守るための不審者情報をメールで発信するサービスを行っています。外国人が多いと自ずと犯罪が多くなってしまう印象ですが、杉並区では様々な防犯対策の取り組みを行っています。

◎杉並区の空き巣対策

治安が良く住みやすいと評価が高い杉並区ですが１件も事件や事故がないわけではありません。都心部のベッドタウンとしての役割から杉並区は住宅地が多く、居住者の留守を狙った空き巣が年々増加傾向にあります。空き巣犯人の多くは犯行前に下見を行い、「人通りや人目が少ないか」「入りやすく逃げやすいか」「金品はたくさんありそうか」などを慎重に見極めています。また、カギをかけない無施錠や盗んだカギで合鍵を作られて被害にあうケースも多数発生しています。空き巣犯は、あなたが外出するところを遠くから観察し、鍵をかけているか、鍵を植木鉢の下に置いたりしていないかなどを常に観察しているので、常日頃から侵入窃盗を防ぐための空き巣対策が必要です。

◎杉並区の防犯対策

自分の家が空き巣に狙われ事件が起こってしまう前に、しっかりと防犯対策・空き巣対策をしておくことが大切です。

○杉並区で発生した不審者情報をメールで発信するサービスを登録する。

杉並区独自で特殊詐欺や、空き巣被害や身近で発生する犯罪の情報や、子どもの安全を守るための不審者情報を、皆さんがあらかじめ登録した携帯電話・パソコンへメールにより提供するサービスです。《犯罪発生情報》《子ども見守り情報》《その他の防犯情報》の３つより配信登録を選択できます。振り込め詐欺、空き巣、ひったくり、自転車盗難など、杉並区の犯罪発生情報や、発生件数だけでなく、犯罪対策や、空き巣対策のポイントなど防犯に役立つ情報も提供してくれるので、いざとなったときは安心です。

○防犯対策や空き巣対策を意識する

外出する際は「きちんと家のカギを閉めているか」「カギを郵便ポストの中に入れたり、植木鉢の下に置いていないか」「窓は開けっ放しではないか」

いつどこで空き巣に見られているかわからないので「少しくらい大丈夫」という甘い考えから、金品などを盗まれるだけなく、空き巣に遭遇したら命取りになることもあります。空き巣に入られてしまう原因を自らが作っていたらせっかくの防犯対策も意味がないので、外出の際は毎回鍵を閉めるようにして空き巣対策に努めましょう。

○杉並区民限定の住まいの防犯対策無料診断を利用する

防犯対策無料診断とは、戸建てやアパートマンション等の集合住宅にお住まいの方を対象に行なっている杉並区独自の無料サービスです。

警視庁OBで杉並区役所職員の安全パトロール隊が2名1組となって、家の構造や鍵やドア・扉周りの現況をチェックして「空き巣対策」や、「防犯対策」のアドバイスを行います。杉並区限定ですが無料で行なっているのでまだ利用したことがない人におすすめです。

○杉並区独自のパトロール隊のよる空き巣対策・防犯対策

杉並区では区内で自主的に防犯パトロールを行っており、杉並区内の犯罪の防止に大きな力を発揮しています。空き巣対策のため早朝から夜間まで毎日パトロールを実施している団体もあり、空き巣被害も減少傾向となっている地域もあるようです。空き巣犯は近所の人にジロジロ見られたり、人の多い場所では犯罪を行えないため諦めて帰るので、空き巣対策や防犯対策に十分効果があると言えます。

○家の鍵を見直す

鍵は毎日欠かさず使うものなので日頃からお手入れをしていても、カギの寿命は10年〜15年だと言われています。近年空き巣によるピッキング技術が高度になっており、長くつかっている古いカギを狙ったピッキング被害が増えています。最後に家のカギを取り替えたのはいつなのか確認をし、古い形式や10年以上経過している場合はディンプルキーやカギをつかわない電気錠など防犯性の高い鍵に交換することを検討しましょう。

◎まとめ

杉並区では年々増加傾向となっている空き巣などの犯罪に対し１人１人が考えを見つめ直し空き巣対策や防犯対策がしやすい体制を強化しています。「鍵なんて玄関さえかけておけば大丈夫」「少しくらい鍵をかけなくても…」などと考えず、もしかしたら自分の家が被害に遭ってしまうかもしれないないという危機感をしっかり持ち、空き巣対策・防犯対策を行うことが必要となってきます。

当社では防犯対策に強いとされるカギや電気錠への鍵交換のご相談を年中無休で承っております。古いカギほど空き巣に狙われやすいので、空き巣対策や防犯対策の一環としてカギの見直しを行うことをおすすめいたします。