警察庁によると令和元年度における東京都内の侵入盗発生件数は4,550件で、平成30年との比較でおよそ0.5パーセント程度被害は減少しているという統計が発表されています。数が減ったとはいえ、都内で空き巣などの侵入盗の被害は毎日のように発生しており、一人一人の防犯意識の必要性が浮き彫りとなった結果と言えるでしょう。また、警視庁発表の令和元年度「都道府県別警報犯の認知件数ランキング」によると、空き巣などの窃盗犯や凶悪犯といった刑法犯総数における警察の認知件数がもっとも多かったのは東京都で11万4492件と全国総数のおよそ14パーセントを占めています。日本全国における刑法犯の未検挙率は63パーセント以上に昇り、半分以上の犯人が捕まっていないのが現状で、空き巣被害にあっても犯人は見つかることなく、被害者側が泣き寝入りすることの多い現実を容易に推察できる数値と言えます。他人事では済まされない空き巣事件を警察任せにせず、防犯意識をもって適切に対処することが大切です。では、その空き巣対策は具体的にどのようにすればいいのでしょうか?
◎空き巣の手口とは
いわゆる泥棒は正確にいうと「住宅対象侵入窃盗」と呼ばれ、空き巣・忍び込み・居空きなどの総称を指します。空き巣と一口にいいますが、大きく3つに分類されます。一つ目はいわゆる「空き巣」で、家に誰も人が居ない時に泥棒に入ることを指し、二つ目の「忍び込み」は夜間の就寝している際に侵入される場合を言います。三つ目は食事中や昼寝、入浴中を狙って侵入する「居空き」という手口を指します。
留守にしているときに家を空き巣に狙われて金品を盗まれるだけでなく、自宅でくつろいでいるときや寝ている間、食事中にも空き巣の犯行は起こり得るのです。
主な空き巣の侵入経路は、縁側・ベランダ・居室等の窓からが63.4%、玄関等の出入口からの侵入は36.4%という統計が出されており、玄関から堂々と侵入してくる空き巣も多いのです。
◎空き巣被害時の対応
空き巣被害にあった場合、盗まれた金品など財産の損害だけではなく、その他にも時間とお金を浪費することになります。例えば、警察への被害届や管理会社への連絡・警察の事情聴取・鍵の交換等、手間のかかる面倒な手続きも「時間」というかけがえのない財産を奪われてしまう煩わしい仕事になります。防犯意識が低く空き巣対策を怠ったがために、金品を盗まれた喪失感の中これらの後処理に時間とお金を使うことになるのです。実際に警察の被害届も短時間で終わるものではありません。警察署に赴き、被害届などの書類を提出して、警察からの事情聴取や、警察立ち合いの元現場検証もしなくてはいけない場合もでてくるでしょう。事情聴取も必須で、被害を受けた自分自身だけでなく、近隣の住民の方にも警察からの聞き取り調査が行われるので、関係のない人たちにも多大なる迷惑をかけてしまいます。警察も捜査をしてくれるものの、空き巣の犯人の半分以上は逃げ延びてどこかでのうのうと暮らしているかもしれません。仮に警察が、検挙に成功したとしても、現金は消費され、特定物は処分され、盗まれた財産が無事に帰ってくる可能性は非常に低いのが現状です。
空き巣被害に遭うと、警察のお世話になるだけには止まらず、管理会社や大家さんとのやり取りも必要になります。大家さんとのやり取りの中では、空き巣に入られた際の破損個所の有無や、家賃の支払いの有無、被害状況の報告や、警察とのやり取りの報告、保険関係の話もでてきます。盗まれたものの中に、キャッシュカードやクレジットカード、保険証などの身分証があった場合には、再発行の手続きや不正利用を防ぐため警察などに申請もしなければなりません。こういった諸々の手続きのため平日に仕事を休まなければならなくなり、職場にも迷惑をかけてしまうことが容易に想像できます。空き巣被害の対処を理由に、遅刻や早退が増えれば同僚や上司の仕事量が増えてしまいますし、取引先にも迷惑をかけることになります。
また、子どものいる家庭では、空き巣対策を怠ったがために、留守番をしている子どもの命を危険にさらしかねない最悪の事態を招いてしまう可能性もあります。
そこまで深刻な被害はないとしても、空き巣対策を怠り、空き巣被害にあった家庭の子どもは、保護者の動揺を感じ取りとても嫌な気持ちになるだけでなく、精神的に不安定になり外的支援が必要となるケースになることも十分考えられます。空き巣をした加害者は警察に捕まる可能性が低いにも関わらず、空き巣被害にあった防犯意識の低い被害者側はあまりにも多大な苦労を強いられてしまうのです。
◎空き巣対策
空き巣被害に遭わない様にするために、警察任せにせず、防犯意識を高めて様々な空き巣対策を施していきましょう。まずは、家族の間で戸締りをするように防犯意識を徹底することが大切です。ゴミ出しや近所のコンビニへの買い物と言った、ちょっとした外出の場合にも、鍵を閉めることで立派な防犯対策になります。玄関まわりにはカギを置かず、少し室内に入り込んだ場所にカギを収納するスペースを作れば家族の防犯意識も高まります。
また、玄関には必ず補助錠を取り付けましょう。防犯対策に有効な補助錠とは、主錠の他に、防犯性を高める目的で補助的にとりつける、もう1つの錠前のことです。
錠前が二つ設置されている扉は、侵入に時間を要すると思わせるだけでなく、補助錠の開錠に時間のかかることを予測させることから、空き巣の犯行を諦めさせる有効な防犯対策と言えるでしょう。もし玄関扉と扉枠の隙間にデッドボルト(かんぬき)が見えてしまっていたらガードプレートを取り付けるとよいでしょう。ガードプレートとは、玄関の扉の隙間を防ぐプレートのことで、デッドボルト(かんぬき)を保護してくれるため、隙間からこじ開けようとする手口に有効です。防犯性能の高い建物部品(CP部品)の錠前は、ピッキング(鍵穴に特殊な工具を差し込んで、錠シリンダー部分を操作し解錠する手口)やサムターン回し(針金、特殊工具を挿入してサムターンを回して解錠する手口)に対して、有効な空き巣対策といえます。防犯に使えないような古い錠前はCP部品の錠前への鍵交換を検討する時期です。そして取り付ける防犯部品は防犯性能の高い建物部品(CP部品)を選ぶことが大切です。空き巣の手口も年々巧妙になり、警察まかせにせず一人一人の積極的な空き巣対策が必要ですので、厳重な防犯対策を心掛けましょう。
◎防犯意識の重要性
空き巣対策は、自分と家族を守ることだけでなく、ご近所の人たちの防犯対策にもつながります。空き巣は必ず犯行予定現場の下見をすると言われており、付近を探索しに来た際、自宅に空き巣対策を施していれば「他の家も防犯対策しているのではないか」と空き巣に思わせて威圧することが出来ます。防犯対策は、自宅の家財を守るだけに留まらず、自身の地域を守るためことにもつながります。
自分が空き巣の被害者になるなんてありえない、と根拠のない自信は捨てて防犯の意識を持ち、警察の防犯対策ページを見たり地域の防犯指導などを受けるのも空き巣を地域から追い出す一つの方法です。空き巣対策は、防犯部品を購入したり設置するなど面倒なこともありますが、空き巣の被害に遭った際に浪費する財産と時間に比べれば、些細な手間と言えるのではないでしょうか。また、「近所の人に声をかけられたことで、空き巣に入ることを諦めた。」という窃盗犯の告白があるほど、人の目は防犯対策に有効です。空き巣が偵察しに来たときに、防犯意識の高い地域と思わせることができれば、空き巣を遠ざけることができます。集合住宅の多い東京では、マンションの隣の部屋の人の顔も知らないという話を聞くこともあり見慣れない人が周囲をうろうろしていても気が付かないことも多いでしょう。そんな地域は空き巣にとっては絶好の犯行スポットとしてマークされてしまうので、警察まかせにせず、普段から近隣に住んでいる人には挨拶するようにこころがけ、ご近所の方と顔見知りになっておくことが最も有効な防犯対策になります。
◎防犯対策の鍵の相談は
空き巣対策におけるもっとも簡単で大切な設備は「安全な錠前」を「施錠」することです。簡単に侵入出来そうな家を空き巣は狙うため、防犯対策が施された錠前を設置しているだけで空き巣は侵入を諦めるケースも多いため適切な錠前に鍵交換することが空き巣対策になります。また、防犯対策のみならず、日常生活の鍵のトラブルにも対応してくれるのが「カギ舎セキュスターズ」です空き巣対策の鍵の相談はもちろん、鍵の紛失や、破損にも24時間365日解決します。カギ舎セキュスターズでは東京都内にとどまらず「横浜、川崎全域・埼玉県の一部の地域」と広範囲な対応エリアを展開しています。
各メーカーの錠前は、東京都内有数の在庫数を誇り、問屋並みの品ぞろえが自慢です。
空き巣対策から日常生活の鍵の相談まで、迅速な対応が出来る環境を整えています。
防犯対策はカギ舎セキュスターズまでお気軽にご相談ください。
中野区 新宿区 足立区 荒川区 杉並区 板橋区 江戸川区 大田区 葛飾区 江東区 品川区 渋谷区 世田谷区 台東区 中央区 千代田区 墨田区 豊島区 練馬区 文京区 港区 目黒区 北区 西東京市 三鷹市 調布市 武蔵野市 全域
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警察庁によると令和元年度における東京都内の侵入盗発生件数は4,550件で、平成30年との比較でおよそ0.5パーセント程度被害は減少しているという統計が発表されています。数が減ったとはいえ、都内で空き巣などの侵入盗の被害は毎日のように発生しており、一人一人の防犯意識の必要性が浮き彫りとなった結果と言えるでしょう。また、警視庁発表の令和元年度「都道府県別警報犯の認知件数ランキング」によると、空き巣などの窃盗犯や凶悪犯といった刑法犯総数における警察の認知件数がもっとも多かったのは東京都で11万4492件と全国総数のおよそ14パーセントを占めています。日本全国における刑法犯の未検挙率は63パーセント以上に昇り、半分以上の犯人が捕まっていないのが現状で、空き巣被害にあっても犯人は見つかることなく、被害者側が泣き寝入りすることの多い現実を容易に推察できる数値と言えます。他人事では済まされない空き巣事件を警察任せにせず、防犯意識をもって適切に対処することが大切です。では、その空き巣対策は具体的にどのようにすればいいのでしょうか?
◎空き巣の手口とは
いわゆる泥棒は正確にいうと「住宅対象侵入窃盗」と呼ばれ、空き巣・忍び込み・居空きなどの総称を指します。空き巣と一口にいいますが、大きく3つに分類されます。一つ目はいわゆる「空き巣」で、家に誰も人が居ない時に泥棒に入ることを指し、二つ目の「忍び込み」は夜間の就寝している際に侵入される場合を言います。三つ目は食事中や昼寝、入浴中を狙って侵入する「居空き」という手口を指します。
留守にしているときに家を空き巣に狙われて金品を盗まれるだけでなく、自宅でくつろいでいるときや寝ている間、食事中にも空き巣の犯行は起こり得るのです。
主な空き巣の侵入経路は、縁側・ベランダ・居室等の窓からが63.4%、玄関等の出入口からの侵入は36.4%という統計が出されており、玄関から堂々と侵入してくる空き巣も多いのです。
◎空き巣被害時の対応
空き巣被害にあった場合、盗まれた金品など財産の損害だけではなく、その他にも時間とお金を浪費することになります。例えば、警察への被害届や管理会社への連絡・警察の事情聴取・鍵の交換等、手間のかかる面倒な手続きも「時間」というかけがえのない財産を奪われてしまう煩わしい仕事になります。防犯意識が低く空き巣対策を怠ったがために、金品を盗まれた喪失感の中これらの後処理に時間とお金を使うことになるのです。実際に警察の被害届も短時間で終わるものではありません。警察署に赴き、被害届などの書類を提出して、警察からの事情聴取や、警察立ち合いの元現場検証もしなくてはいけない場合もでてくるでしょう。事情聴取も必須で、被害を受けた自分自身だけでなく、近隣の住民の方にも警察からの聞き取り調査が行われるので、関係のない人たちにも多大なる迷惑をかけてしまいます。警察も捜査をしてくれるものの、空き巣の犯人の半分以上は逃げ延びてどこかでのうのうと暮らしているかもしれません。仮に警察が、検挙に成功したとしても、現金は消費され、特定物は処分され、盗まれた財産が無事に帰ってくる可能性は非常に低いのが現状です。
空き巣被害に遭うと、警察のお世話になるだけには止まらず、管理会社や大家さんとのやり取りも必要になります。大家さんとのやり取りの中では、空き巣に入られた際の破損個所の有無や、家賃の支払いの有無、被害状況の報告や、警察とのやり取りの報告、保険関係の話もでてきます。盗まれたものの中に、キャッシュカードやクレジットカード、保険証などの身分証があった場合には、再発行の手続きや不正利用を防ぐため警察などに申請もしなければなりません。こういった諸々の手続きのため平日に仕事を休まなければならなくなり、職場にも迷惑をかけてしまうことが容易に想像できます。空き巣被害の対処を理由に、遅刻や早退が増えれば同僚や上司の仕事量が増えてしまいますし、取引先にも迷惑をかけることになります。
また、子どものいる家庭では、空き巣対策を怠ったがために、留守番をしている子どもの命を危険にさらしかねない最悪の事態を招いてしまう可能性もあります。
そこまで深刻な被害はないとしても、空き巣対策を怠り、空き巣被害にあった家庭の子どもは、保護者の動揺を感じ取りとても嫌な気持ちになるだけでなく、精神的に不安定になり外的支援が必要となるケースになることも十分考えられます。空き巣をした加害者は警察に捕まる可能性が低いにも関わらず、空き巣被害にあった防犯意識の低い被害者側はあまりにも多大な苦労を強いられてしまうのです。
◎空き巣対策
空き巣被害に遭わない様にするために、警察任せにせず、防犯意識を高めて様々な空き巣対策を施していきましょう。まずは、家族の間で戸締りをするように防犯意識を徹底することが大切です。ゴミ出しや近所のコンビニへの買い物と言った、ちょっとした外出の場合にも、鍵を閉めることで立派な防犯対策になります。玄関まわりにはカギを置かず、少し室内に入り込んだ場所にカギを収納するスペースを作れば家族の防犯意識も高まります。
また、玄関には必ず補助錠を取り付けましょう。防犯対策に有効な補助錠とは、主錠の他に、防犯性を高める目的で補助的にとりつける、もう1つの錠前のことです。
錠前が二つ設置されている扉は、侵入に時間を要すると思わせるだけでなく、補助錠の開錠に時間のかかることを予測させることから、空き巣の犯行を諦めさせる有効な防犯対策と言えるでしょう。もし玄関扉と扉枠の隙間にデッドボルト(かんぬき)が見えてしまっていたらガードプレートを取り付けるとよいでしょう。ガードプレートとは、玄関の扉の隙間を防ぐプレートのことで、デッドボルト(かんぬき)を保護してくれるため、隙間からこじ開けようとする手口に有効です。防犯性能の高い建物部品(CP部品)の錠前は、ピッキング(鍵穴に特殊な工具を差し込んで、錠シリンダー部分を操作し解錠する手口)やサムターン回し(針金、特殊工具を挿入してサムターンを回して解錠する手口)に対して、有効な空き巣対策といえます。防犯に使えないような古い錠前はCP部品の錠前への鍵交換を検討する時期です。そして取り付ける防犯部品は防犯性能の高い建物部品(CP部品)を選ぶことが大切です。空き巣の手口も年々巧妙になり、警察まかせにせず一人一人の積極的な空き巣対策が必要ですので、厳重な防犯対策を心掛けましょう。
◎防犯意識の重要性
空き巣対策は、自分と家族を守ることだけでなく、ご近所の人たちの防犯対策にもつながります。空き巣は必ず犯行予定現場の下見をすると言われており、付近を探索しに来た際、自宅に空き巣対策を施していれば「他の家も防犯対策しているのではないか」と空き巣に思わせて威圧することが出来ます。防犯対策は、自宅の家財を守るだけに留まらず、自身の地域を守るためことにもつながります。
自分が空き巣の被害者になるなんてありえない、と根拠のない自信は捨てて防犯の意識を持ち、警察の防犯対策ページを見たり地域の防犯指導などを受けるのも空き巣を地域から追い出す一つの方法です。空き巣対策は、防犯部品を購入したり設置するなど面倒なこともありますが、空き巣の被害に遭った際に浪費する財産と時間に比べれば、些細な手間と言えるのではないでしょうか。また、「近所の人に声をかけられたことで、空き巣に入ることを諦めた。」という窃盗犯の告白があるほど、人の目は防犯対策に有効です。空き巣が偵察しに来たときに、防犯意識の高い地域と思わせることができれば、空き巣を遠ざけることができます。集合住宅の多い東京では、マンションの隣の部屋の人の顔も知らないという話を聞くこともあり見慣れない人が周囲をうろうろしていても気が付かないことも多いでしょう。そんな地域は空き巣にとっては絶好の犯行スポットとしてマークされてしまうので、警察まかせにせず、普段から近隣に住んでいる人には挨拶するようにこころがけ、ご近所の方と顔見知りになっておくことが最も有効な防犯対策になります。
◎防犯対策の鍵の相談は
空き巣対策におけるもっとも簡単で大切な設備は「安全な錠前」を「施錠」することです。簡単に侵入出来そうな家を空き巣は狙うため、防犯対策が施された錠前を設置しているだけで空き巣は侵入を諦めるケースも多いため適切な錠前に鍵交換することが空き巣対策になります。また、防犯対策のみならず、日常生活の鍵のトラブルにも対応してくれるのが「カギ舎セキュスターズ」です空き巣対策の鍵の相談はもちろん、鍵の紛失や、破損にも24時間365日解決します。カギ舎セキュスターズでは東京都内にとどまらず「横浜、川崎全域・埼玉県の一部の地域」と広範囲な対応エリアを展開しています。
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空き巣対策から日常生活の鍵の相談まで、迅速な対応が出来る環境を整えています。
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