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防犯・トピックス

音声認証 鍵

パスワードや鍵の代わりに採用が進んでいる生体認証システムの一つ、音声認証システムをご存知でしょうか。音声認証は読んで字の如く、声をパスワードとして鍵を開けたり勤怠管理をする技術で、さまざまな企業のオフィスや工場などで活用されています。音声認証システムを使用し不正な出退勤をなくすことや現在使用している鍵や電気錠に加えて音声認証を取り入れることで、さらに不正な第三者の侵入防止が可能となります。また近年発生が予想されている災害に対して、防災の面での人員把握で音声認証が活躍し初めています。そこで今回は音声認証の仕組みや音声認証の入退室管理、音声認証が活用されている施設についても詳しくご紹介します。

◎音声認証とは?

音声認証とは生体認証の一つで、人の声という独自の特徴を用いて防犯セキュリティ認証を行う技術です。人の声には「声紋」というものが存在し、声の模様という意味を持っておりさまざまな周波数の音波が組み合わさって構成されています。そして、その声紋を鍵として用いた防犯セキュリティシステムが音声認証です。音声認証は生体認証の防犯セキュリティで、ほかにも生体認証には音声認証の他に「顔認証」や「指紋認証」、「虹彩認証」「静脈認証」などがあります。これらはいずれも事前に自身の指紋や静脈、瞳を登録しておくことでセキュリティ解除の鍵として、本人を特定し判断する仕組みで「バイオメトリクス認証」と呼ばれています。顔や指紋などの生体認証は、個人の生体情報を読み取る装置が使用者側に備わっている必要がありますが、音声認証の場合はただ話しかけるだけなので特別な防犯機材の必要がありません。マイクに向かって一定の長さの言葉を話すことによりセキュリティ認証ができるため、電話越しであったり、ネット回線を介しての遠隔による防犯セキュリティ認証が可能です。また、自身の体の一部位を読み取る必要がないので、人によっては不快感や心理的な負担が抑制されるメリットもあります。音声認証がよく扱われるセキュリティシステムでは、前もって指定しておいた 1秒から数秒ほどの短い言葉を話し、鍵として解析する方式と、話す中身の種類を問わず比較的に長めの言葉を話し鍵として解析する方式があり、どちらかをセキュリティ認証の鍵に選んで使う製品が多くなっています。長めの言葉を用いる方式では、会話をしながらの内容から一部分を用いてセキュリティ認証を実施するといった難しい認証方法も実行できる利点があります。現在では、スマートフォンに搭載されている音声認識サービスやスマートスピーカーにも音声認証が用いられており、音声認証技術は広範な業界で利用されています。音声認証の技術は目まぐるしいスピードで上がっていますが、一体どのような構造で成り立っているのか音声認証の仕組みを詳しくみていきましょう。

◎音声認証の仕組み

音声認証は、人の声を鍵として使ってセキュリティ認証をすることを指します。先程述べたように人の声には声紋があり、同じ言葉を話しても人の発する声には身体の特徴である声道の長さや太さ、口の大きさや会話の特徴である発音・アクセント、会話スピードや周波数の大きさ、時間による変化など固有の特徴があります。声を録音したデータに計算を実施し、個人の声の特徴量を抜き出しグラフ化したものが声紋です。この声紋を照合することで声が鍵となり、セキュリティや防犯のための本人確認が可能になります。近年急速に導入され初めたようにみえる音声認証ですが、防犯的な要素ではないにしろ、すでに1960年代から犯罪捜査の声紋鑑定で使用していたとされ、犯罪の証拠として採用されたくらい信頼性の高い生体特徴を利用した認証システムです。声紋から抽出された個人の特徴をパターン化したものが認証の鍵に使用されますが、音声認証の技術は物に接触することなく認証することができるので、衛生面において非常に優れている防犯セキュリティだといえます。不特定の人間が触ることで鍵となり認証する接触型の指紋認証では、感染症が流行った際には気になる要素です。しかし、接触することのない音声認証はそのような心配が少なくなり、特に医療機関や食品工場などの施設では非常に有効な認証手段だといえます。また、通常の鍵を使うならば鍵を所持することが必要だったり、鍵がなくてもパスワードを使うならばパスワードを覚えなくてはならないなど手間がかかりますが、音声認証を利用すれば自身の声が「一生変わることのない鍵」となるので、手間を省くことにも繋がります。実際に鍵やICカードを持ったり、パスワードを設定しなくてもセキュリティを解くことができるので現場に取り入れ易いこともあり、さらにセキュリティをさらに上の段階に上げるためには、最も適した鍵であり特定の人物の防犯を補強するのに非常に向いています。現在使用している鍵や電気錠と音声認証を組み合わせ、使用することでより強固な防犯対策となります。


◎音声認証の入退室管理

音声認証を使った入退室管理は非常に実用的な防犯セキュリティです。例えば、今までの会社のオフィスでは鍵としてICカードを使用しており、盗難や不正利用などの心配がありました。また、会社内の最重要箇所の防犯においても同様なリスクが存在し、また指紋認証を鍵として用いた場合でも衛生面での問題もあります。音声認証を導入することで本人以外の侵入を抑止するとともに、ICカードのように不正に使用される心配や盗難、紛失のリスクもなくなります。さらに荷物を持っていて両手が塞がった状態でも声を鍵としてセキュリティを解除可能なことから衛生的にも効果的です。特に介護福祉施設では音声認証の入退室管理技術による防犯性能の効果はとても高く発揮することが可能です。介護福祉施設では、認知症の方が一人で鍵を開けて外に出てしまわないように、勤務員がつきっきりで対応しなければならず、かなりの負担となっています。そこで、認知症の入居者の声を音声認証システムに登録しセキュリティを高めると、一人で鍵を開けて外に出ることがなくなり高い防犯性の実現が見込めます。また、犯罪への防犯についても効果をあげることができます。介護福祉施設では、現在深刻な人手不足となっており、防犯の観点から出入り口に職員を配置したくてもできない施設が多くあります。そのため職員や入居者以外の人間が勝手に施設に侵入するリスクがあり、防犯の面で見直す必要がありました。そこで人員の不足が懸念される介護福祉施設でも職員と入居者の声を事前に音声認証システムに登録し、登録した人以外の入退室を制限することで第三者の侵入を防ぐことに繋がるのです。

さらに、保育園や幼稚園では、送り迎え時や出入り口の鍵の管理、侵入者への監視など防犯への不安要素が多々あり、子供は予測のしない動きもすることからなかなか防犯セキュリティを高めることは難しいのが現実です。児童の安全を確保するためには出入り口での防犯管理を高める必要があります。防犯能力を向上させるために児童の親御さんの声を音声認証に活用し、音声認証セキュリティを導入することで児童たちの安全を守ることが可能になります。

◎音声認証が活用されている施設
音声認証が活用されている施設は、上記の通りのオフィスや工場、医療機関などがあります。それではオフィスでの活用事例を詳しく見ていきましょう。オフィスには数多く人が勤務しており、職員の勤怠管理システムは会社独自で運用しているものがほとんどです。したがって、勤怠管理システムを利用しての不正を防止する目的や社員証を紛失した際の対応業務を不要とし業務減の目的で音声認証を活用した勤怠管理システムが利用されています。勤怠管理システムは、認証する機能が付随された打刻機と従業員の声を本人の認証方法として活用することで、出退勤の打刻の方法として利用することがほとんどです。そのため、音声認証を活用した勤怠管理は、本人が認証されることによる不正な出退勤の防止のために取り扱われています。音声認証では、成りすましができないため、出勤していないのに出勤したように見せたり、遅刻をした時に同僚が代わりにシステムを使い出勤したように見せる不正などは確実に無くなります。さらに、音声認証を活用すると職員証や入館証などの所持が必要なくなるので、セキュリティの面での防犯管理の業務を減らすことができます。仕事を辞める際に職員証や入館証を回収する手間もないので、常に入社や退社が激しい職場やその時々で色々な職場に出勤する職場など、絶えず勤務する人間が移り変わるような職場では非常に役立つでしょう。また、工場ではオフィスと同様に多数の職員が勤務し、誰がいつ工場内に入り誰が出たのかきめ細やかに把握することは至難の技です。そのような中昨今は災害が大きくなり、その範囲も広くなっていることから防災の観点で工場内に滞在している職員の人数を正確に把握する必要がありました。そこで音声認証による出退勤システムを活用することで、全ての入場者の情報が把握でき、滞在している職員の人数も正確に確認することが可能になりました。また、勤怠管理や人員把握への活用すると同時に副次的に不正な第三者の侵入防止へも寄与することが可能であり、防犯対策やセキュリティ能力の向上にも間接的に活用されています。


◎まとめ

今回は音声認証についてご紹介しました。音声認証とは、人間個人の声紋を鍵とした防犯セキュリティシステムです。最近ではオフィスや工場において勤怠管理や防災における人員の把握のために取り扱いがされています。音声認証システムは、MIWAGOAL社製の既存の電気錠に追加で取り付けが可能となっています。もし現在鍵しかなく防犯やセキュリティ面で心配があるようでしたら、電気錠に加え音声認証システムの導入をご検討してみてはいかがでしょうか。鍵舎は迅速に対応いたしますので、ぜひ一度ご相談ください。


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